

◆金子が投じた148球の粘投も、後半戦白星発進ならず・・・◆


前半戦を98戦47勝50敗1分と4位で締めくくったBs。3位(ホークス)とのゲーム差は2.5で、クライマックスシリーズ進出も射程圏内。7月攻勢で見せた快進撃を今日から始まる後半戦への弾みにし、後半戦開幕を何とか白星で飾りたいところだ!!
先発マウンドには、自身5連勝中(今季・7勝6敗)の金子が上がり、初回を3人で切って取る上々の立ち上がりを見せる!しかし、2回に連続長打(松田3BH・大村2BH)を浴び、先制点を許してしまう・・・。
一方の打線は、H先発大隣に対し、3回先頭の坂口が右翼線を破る2BHで出塁すると、続く一輝の2塁ゴロの間に1死3塁とチャンスを広げる。ここで、2番阿部がしぶとく右前適時打を放ち、同点に追いつく!さらにこの回、カブレラの左翼線を破るタイムリー2BHで1塁走者の阿部が一気にホームを落とし入れ勝ち越しに成功!阿部・カブレラの連続タイムリーで2対1と試合をひっくり返す!
そして、3万人を越える大観衆が湧き上がったのは7回裏。"代打清原"がコールされた瞬間、割れんばかりの大歓声がドーム内を包んだ!結果は三振に終わったものの、存在感を十分に見せつけた打席となった。
後半戦開幕を何とか勝利で飾りたいBsは、先発の金子が同点に(4回)追いつかれるものの、粘りの投球で8回2失点の好投を見せる!しかし、2対2の同点で迎えた9回に連続タイムリーを浴び、無念の降板となってしまった。金子が投じた148球の粘投に何とか応えたいBs打線だが、2点を追う最終回の攻撃も3者凡退に打ち取られ、後半戦開幕を白星で飾ることができなかった。明日の試合で連敗脱出を図り、再び上昇気流に乗っていきたいところだ!!
清原 和博 選手 <2006年9月8日以来、695日ぶりの一軍復帰!!!>

「歓声は聞こえていましたが、頭は真っ白になりました。長い間、野球を続けてきましたが、初めての経験でした。ファンの皆さんの声援も嬉しかったですし、今日復帰できたことも本当に嬉しく思います。明日から、またいい結果が出せるようにがんばっていきたいと思います。」
大石 大二郎 監督

「金子は投球数が多かったが、最後(9回)もいってもらった。いつもより変化球が高かったかな。それでも、2点で9回まで投げたのでナイスピッチングだった。また明日から一戦一戦戦っていきたいですね。」