パ５球団で唯一負けが先行しているＬに２連敗を喫し、今季のＬ戦負け越しが決まってしまったＢｓ。気持ちを切り替え、何とか巻き返しを図っていきたい！そして、大事な１１連戦の残り３試合をいい形で締めくくりたいところだ！！

　先発マウンドには金子が上がる。初回からストレートが走り、１回・２回と安打を許すものの難なく無失点で切り抜け、上々の立ち上がりを見せる！

　一方、先制点を奪い試合の主導権を握りたい打線は、Ｌ先発のキニーに対し、２回に北川が左翼線を破る２ＢＨで出塁すると、続く日高が３塁線を鋭く破るタイムリー２ＢＨを放ち幸先よく先制点を奪う！さらに５回には、最近５試合の打率が.５８３と絶好調の濱中が左翼越えの２ＢＨで出塁。すると、小瀬が詰まりながらもしぶとく中前へ落とし、リードを広げる！そして、６回には２ＢＨで出塁したカブレラを３塁に置いて、ローズが右前適時打を放ち着実に加点していく！

　４回までＬ打線に付け入る隙を与えない好投を見せていた金子だったが、５回・６回・７回と１点ずつ失い、３対３の同点に追いつかれた場面で無念の降板。すると、なおも続くピンチ（１死３塁）でマウンドに上がった吉野が勝ち越しの犠飛を許し、試合をひっくり返されてしまう。

　追う展開となったＢｓだが、１点ビハインドで迎えた８回、北川の四球と日高のこの日３本目となる２ＢＨでチャンスを広げると、下山の１塁ゴロの間に３塁走者が還り、まずは同点！さらに、相手のバッテリーミス（暴投）の間に３塁走者後藤が本塁へ気迫のヘッドスライディングを見せ、再逆転に成功する！

　９回にカブレラの２ランＨＲでさらに相手を突き放したＢｓ。９回裏のマウンドに守護神加藤（大）が上がると、走者を２人許すものの、最後の打者を空振りの三振に切って取り、連敗脱出に成功した！！接戦を制し、同一カード３連敗を阻止したＢｓ。明日から始まるＥ２連戦で１１連戦をいい形で締めくくりたいところだ！！

「昨日、一昨日と嫌な負け方をしていたので、今日は絶対に勝ちたかった。金子とは久々にバッテリーを組んで、何とか勝利をプレゼントしたかったんですが・・・。チームの雰囲気もすごくいいし、チャンスなのでみんなの力でクライマックスシリーズに行きたいです！！」

「１つ勝つのはしんどいですね。８回は、北川が先頭で出塁したことと森山がスチールを決めたことが大きかった。そして、日高がよく打ってくれました。後は、その裏（８回）を川越がキッチリ抑えたことも大きい。とにかく勝ててよかったです。」