Ｆ戦の９連勝と単独の３位浮上を目論むＢｓは、先発のマウンドに金子を送り込む。その金子は、初回から毎回走者を背負いながらも、３回まで無失点で切り抜ける！しかし４回、Ｆ４番稲葉に右翼席へソロＨＲを浴び先制点を許してしまう。
　一方、何とか金子を援護したい打線は、５回にＦ先発多田野から、大引・小瀬の連打でチャンスを作り、２番下山の中前適時打でまずは同点！さらにこの回、走者を２人置いた場面で３番カブレラが、３試合連続弾となる３ランＨＲを左中間上段席まで運び、勝ち越しに成功！
　６回には大引の中前適時打で着実に加点したＢｓ。打線に５点の援護をもらった金子は、尻上がりに調子を上げ、５回以降相手打線を無安打に封じる！結局８回１失点（投球数１２５・被安打４・奪三振４・四死球４）の好投を見せた！そして、逃げ切りを図るＢｓ。最終回のマウンドに守護神加藤（大）が上がると､走者を許しながらも無失点で抑え、試合を締めくくった！！
　逆転勝利でＦ戦の連勝を９に伸ばしたＢｓ！４月１日以来となる勝率５割復帰を決めるとともに、クライマックスシリーズ圏内の単独３位に踊り出た！明後日から始まるＥ３連戦で、連勝の勢いをさらに加速させたいところだ！！

「今日は周囲からの期待を感じていました。３位になるかならないかでは大きな違いがあるので、試合が始まる前から気合が入っていました。序盤は思うところに投げられずモヤモヤしていましたが、気持ちを切らさず粘り強く投げようと心掛けました。ホームランを打たれたのはショックでしたが、気持ちを切り替えて投げました。クライマックス進出など、先のことはあまり考えずに目の前の一戦一戦を必死で戦っていこうと思います。チームが勝つことが一番大事で、自分のことよりチームの勝利に貢献していきたいと思います。」

「カブレラがよく打ちますね。２ストライク後にボール球を振らなくなったことが、好調の要因ですね。ローズ（本日３安打）にも当たりが出てきましたね。試合の中では、小瀬（２安打）・大引（３安打）と下位打線がいい働きをしてくれましたね。先発した金子もよかったですしね。残り試合も少なくなってきましたが、とにかく目の前の試合を全力で戦います。」