レギュラーシーズンも残すところ後６試合となったＢｓ。敵地ヤフーＤでのＨ２３回戦の先発マウンドには、ここまで８勝７敗の近藤が上がる。その近藤は、２回に２死満塁のピンチを凌ぎリズムに乗ると、ストレートでグイグイ押す小気味のいい投球でＨ打線に付け入る隙を与えない！
　好投を続ける近藤を何とか援護したい打線は、５回にＨ先発ホールトンから６番北川が先制となる第１３号ソロＨＲを左翼席へ運ぶ！すると６回には、先頭ローズが中前打で２塁を落とし入れる好走塁を見せると、続く後藤の犠打で１死３塁とチャンスを広げる。ここで先制弾の北川が右犠飛を放ち追加点を奪う！さらに７回、塩崎の中越え２塁打を足掛かりに下山の中前適時打！そして、ローズの右中間を破る適時２塁打で相手を突き放す！
　見方打線に援護をもらった先発の近藤。８回まで１５０球を投げ切る力投を見せ、Ｈ打線を無失点に封じる！そして逃げ切りを図るＢｓは、４点リードの９回に内野ゴロの間に１点を失うものの、最後は３番手の香月が締めくくり、ゲームセット！！
　今日の勝利でＣＳ進出マジックを“３”としたＢｓ。Ｈ戦は１０年ぶりの勝ち越し！そして２００１年以来７年ぶりとなるシーズン勝ち越しを決めた！！

「今日はブルペンから調子がよくなかったんですが、投げていくうちに徐々にタイミングが合ってきました。まさか１５０球も投げているとは思いませんでした。投げ終わってから知ったんですが、１５０球は投げすぎですね（笑）・・・。残り試合も少なくなりましたが、個人的な勝利よりも､チームの勝利に貢献するピッチングをしていきたいです。」

「ここまで来れたことは選手たちが凄いと思います。若手投手がよくがんばってくれたことと、ベテランの野手たちがしっかり仕事をしてくれたことで、投打がうまく噛み合いましたね。今日の勝利は、北川・下山とベテランがいいところで打ってくれました。（レフトを守った）ローズもがんばってくれました。それと、近藤さまさまですね。」