ＣＳ進出に王手をかけたＢｓは、Ｌとの今季最終戦を迎える。まず、先制点を奪い試合の主導権を握りたい打線は、初回にＬ先発石井（一）に対し、２番後藤が中前打で出塁。すると、続く３番カブレラが超特大の第３６号２ランＨＲを左中間席へ叩き込み、幸先よく２点を先制！

　一方、先制点をもらった岸田は、初回に栗山（左前打）・中島（右中間２塁打）に連打を浴び１点を失ってしまう。しかし、２回以降は気迫十分の投球でリードを守る！

　好投を続ける岸田を何とか援護したい打線は、２対１と１点リードで迎えた６回、Ｌ２番手山岸から７番日高が右翼席へ第１３号ソロＨＲを放ち、相手を突き放す！

　しかしその裏、好投を続ける岸田が連続ＨＲを浴び、同点に追いつかれてしまう。その後、リリーフ陣（山本・川越・香月）が踏ん張りを見せ、３対３のまま延長戦に突入する。
　
　そして、迎えた延長１０回の攻撃、先頭の４番ローズが右翼線を破る２塁打で出塁。すると、北川の犠打で１死３塁と絶好のチャンスを迎え、続く小瀬が絶妙のスクイズを決め勝ち越し！この貴重な"１点"を４番手の香月が守り抜き、延長戦を制した！！そして、初のクライマックスシリーズ進出を決めた！！

「優勝できなかったことは悔しいですが、今日クライマックスシリーズ進出が決まり、素直に嬉しいです！目の前の試合を一戦一戦、みんなで力を合わせて戦ってきた積み重ねだと思います。２位通過ということで地元ファンの前でプレーできます。地元大阪で勝って、第二ステージ、そして日本シリーズ、日本一目指してがんばっていきます！！」

「死ぬ気でやりました！仕事ができてよかったです！！」

「最後まで苦労しました。選手が本当によくがんばってくれました。北川がよくバントを決めてくれた。最後の小瀬もスクイズをよく決めましたね。とにかく、今日決めることができてよかったです。本当に選手みんなががんばってくれました。」