勝率5割で本拠地に戻り、迎えたL4回戦。Bs先発のマウンドには今季3度目の先発となる金子が上がる。立ち上がりリズムを掴みたい金子だったが、先頭打者に安打、盗塁を許すと、1死から死球と3本の長短打を集中され、まさかの4失点、序盤でリードを奪われてしまう。

　4点を追いかける打線は4回、5番ラロッカがL先発岸から左翼席へ特大の4号HRを放ち1点を返す。
　中盤を無失点で切り抜け、終盤の打線の反撃を待ちたい金子だったが、中盤までに13個の三振を奪う力投をみせるものの、6回、内野安打と2つの四球を与えると、2点適時打を浴びリードを広げられてしまう。

　何とか追い上げをみせたい打線も、L投手陣を捉えることができず、1得点に抑え込まれL3連戦の初戦をモノにすることはできなかった。

「初回がすべてです。どうしても初回に点を取られてしまうと攻めも後手後手になってしまいますし、今は何を言っても取り返すことはできませんので、しっかり修正して、次はこんなピッチングにならないようにしたいです。」

「今日は、初回の4点が重かったですね。打線はランナーが出てから、ここというところで一本が出ませんでした。切り替えて明日がんばります！」