今季交流戦最初のビジター試合、G2連戦の初戦。

　Bs先発のマウンドには約1ヶ月半ぶりの先発となる平野が上がる。平野は、立ち上がりから走者を背負うものの、要所を締める粘りの投球をみせる。

　平野の力投に応えたい打線は4回、3番大村の左線2BH、5番下山の四球と相手の失策で1死満塁のチャンスを作ると、7番山崎(浩)が走者一掃の左線適時2BHを放ち3点を先制する！さらに続く5回、2死から大村、ラロッカ、下山の連続2BHで2点を追加しリードを広げる！

　先発の平野は、6回2死1塁から適時2BHを許し、1点を失うものの、平野らしい粘り強い投球で6回を投げ切り、7安打1失点に抑える好投でマウンドをリリーフ陣に託す。

　Bsリリーフ陣は、終盤7回2番手香月、8回に3番手菊地原が一発を浴び3点差まで追い上げられるが、Bs打線は9回、2死3塁から再び山崎(浩)が、この試合4打点目となる中前適時打を放ち大きな追加点を挙げる！

　投げては最終回守護神加藤が2点を失うものの、後続を断ちゲームセット。投打が噛み合いGに勝利！先発の平野は、2007年9月30日以来、およそ1年8ヶ月ぶりの勝ち星を挙げた！

「相手は強いチームですし、今日はとにかく1回ずつ、一人一人打ち取ることだけを考えて投げました。(約1年8ヶ月ぶりの勝利について)振り返ってみると長かったですね。今日の1勝は正直嬉しいですし、これまで支えていただいた全ての人に感謝しています。次からは、どんどん長いイニングを投げることができるようにがんばります！」

「平野は低め低めを意識して、ランナーを出してからも粘り強く投げてくれました。頼もしいピッチャーが帰ってきてくれましたね。打つ方では山﨑ですね。しぶといバッターですから、しぶとくいい仕事をしてくれました。また明日もがんばります。」