

≪序盤のリードを守ることができずEに敗れ連勝ならず。≫



E3連戦の2戦目。Bs打線は初回、2番大引の左中間2BHと3番フェルナンデスの四球で1死1・2塁のチャンスを作ると、4番ラロッカが右前適時打を放ち1点を先制する。さらに続く2回には、先頭の6番大村が中前安打を放つと、7番日高がE先発永井から右翼席へ5号2ランHRを放ち追加点を挙げる。
一方Bs先発のマウンドには、13試合目の登板となる山本が上がる。山本は、序盤3回、ソロHRと適時打を許し2点を失い1点差に詰め寄られる。しかしその裏打線は、2死1塁から5番北川が右越適時2BHを放ち再びリードを広げる。
中盤以降、試合の流れを引き寄せたい先発山本だったが、6回1死から安打と四球、味方の失策で満塁のピンチを招きマウンドを降りる。何とかリードを守りたいBsリリーフ陣も、2番手大久保が犠飛を許し1点差に詰め寄られると、安打と失策絡みで1点を失い同点に追いつかれてしまう。さらに終盤7回、3番手香月が2点適時打を浴び勝ち越しを許すと、4番手菊地原がまさかの3ランHR、8回には5番手鴨志田が2ランHRを浴び大きくリードを広げられる。
9回打線は、ラロッカが12号ソロHRを放ち1点を返すものの、反撃もここまで。序盤のリードを守りきれずEに敗れ、連勝することはできなかった。
◇ 山本 省吾 投手
<先発5回1/3、被安打7、失点4。>

「中盤まで粘ることはできたと思いますが、全体的に決め球が甘くなってしまうことが多かった。今日のような投球内容では試合展開も悪くなってしまうと思います。いい流れを作ることができず申し訳ないです。」
◇ グレッグ・ラロッカ 選手
<1回1死1・2塁からライト前へ先制タイムリーヒットを放つ!>

「打ったのは外のまっすぐ。強い打球ではなかったけど、いいところに飛んでくれたね。先制することができてよかったよ!」
◇ 大石 大二郎 監督
「序盤はいいペースだったのですが、中継ぎ陣が踏ん張れませんでした。やはりミスが出たら失点に繋がってしまいますね。這い上がっていくしかありませんので、また明日がんばります。」