

≪中盤投手陣がまさかの7失点。打線が追い上げるも連勝ならず。≫



E3連戦の3戦目。Bs先発のマウンドには、今季13試合目の登板となる小松が上がる。小松は初回、Eリンデンに先頭打者HRを浴びると、2死2塁から適時打を許し2点を先制される。
2点を追うBs打線は直後の2回、6番大引、8番前田の安打と9番小瀬の犠打で作った2死2・3塁のチャンスから、好調1番坂口が右中間へ適時2BHを放ち同点に追いつくと、こちらも好調2番阿部が、E先発長谷部から左翼席へ今季第1号2ランHRを放ち勝ち越しに成功する。さらに続く3回には、主砲ローズが右中間席へ打った瞬間それと分かる17号ソロHRを放ち追加点を挙げると、4回にも小瀬、坂口の連打と阿部の犠打で作った1死2・3塁のチャンスから、3番フェルナンデスが犠飛を放ちリードを広げる。
しかし、2回以降4回までE打線を無失点に抑える先発小松だったが、5回2死から連続四球を与えた後適時打を許し1点を失うと、6回にも1死から3本の長短打を集中され1点差に詰め寄られたところでマウンドを降りる。何とか後続を断ちたいBsリリーフ陣も、2番手清水が適時打を許し同点に追いつかれると、1死1・2塁から手痛い3ランHRを浴び3点を勝ち越される。さらに3番手大久保も適時打を浴び、この回まさかの7失点で、4点を追いかける形となってしまう。
終盤何とか追い上げたい打線は、7回代打一輝の右前適時打と併殺崩れの間に得点を挙げ2点差に追い上げる。さらに9回には、7番岡田、代打大村の連打で無死1・3塁のチャンスを作ると、続く小瀬が左前適時打を放ち1点差に。さらに坂口がバントヒットで出塁し無死満塁、絶好のチャンスを迎えるが、阿部の強烈な打球は遊直、続くフェルナンデスは併殺打に倒れゲームセット。最後まで追い上げをみせるものの、Eに敗れ3カード連続勝ち越しはならなかった。
◇ 小松 聖 投手
<先発5回1/3、被安打9、失点6。>

「序盤に点を取ってもらったのに、リードを守りきれず申し訳ないです。」
◇ 大石 大二郎 監督
「小松は5回の1点が痛かったですね。6回は何とか凌ぎたかったのですが。打線はいい形で繋がったのですが、もう1本が出ませんでした。また明後日から、ホームに戻ってがんばります。」