L3連戦の初戦。Bs打線は1回、好調1番坂口の左前安打と2番大引の犠打で1死2塁のチャンスを作ると、3番フェルナンデスが右前適時打を放ち1点を先制する。

　Bs先発のマウンドには、今季13試合目の登板となる岸田が上がる。岸田は初回、三者三振を奪い上々の立ち上がりをみせると、序盤から持ち前のキレのあるボールで、中盤6回までにじつに9つの三振を奪うなどL打線を全く寄せつけない。

　終盤に入っても抜群の安定感をみせた岸田は、9回も2死から安打を許すものの、危なげない投球で後続を断ちゲームセット。これでチームは連敗を2でストップ！先発の岸田は103球、被安打3、奪三振11、無四球と見事な内容で2度目の完封。7勝目を挙げた！

「今日は本当に嬉しいです！完封はあまり意識せず一人一人という気持ちで投げました。キャッチャーの日高さんもタイミングよく声をかけてくれ冷静な投球が出来ました。三振の数は数えていませんでしたが、そこそこ取れているかなという感じでした。前回の登板から間隔があきましたが、万全の状態でマウンドに上がることが出来ました。あと何試合登板機会があるかは分かりませんが、残り試合で二桁勝利の可能性も出てきたので、そこを目標にがんばります。まだ試合が残っていますのでチームも諦めていません。ファンのみなさんも一緒に戦ってください！」

「今日は岸田ですね！まっすぐも走っていましたし、変化球にもキレがありました。日高もリードで引っ張ってくれましたね。」