

≪今季L最終戦。打線が先手を奪うもののL打線の追撃を振り切れずLに敗れる。≫



3連戦を1勝1敗で迎えた今季Lとの最終戦。Bs打線は3回、8番大村、9番山崎(浩)の連打で2死1・2塁のチャンスを作ると、3番カブレラがL先発野上から、右中間席へ13号3ランHRを放ち3点を先制する。
Bs先発のマウンドには、今季16試合目の登板となる小松が上がる。小松は、立ち上がりから走者を背負うものの、L打線に得点を許さずまずまずの立ち上がりをみせるが、打線が3点を先制した直後の3回、2死3塁からL中島に2ランHRを浴び1点差に追い上げられる。
追加点が欲しい打線は4回、2死から山崎(浩)、1番坂口の連打と相手の失策で迎えた2・3塁のチャンスから、2番阿部が右前2点適時打を放ち追加点を挙げると、さらに2死2塁からカブレラが右越適時2BHを放ち再びリードを広げる。
4点リードで迎えた4回、投球のリズムを掴みたい先発の小松だったが、L先頭のG.G.佐藤にソロHRを浴びると、後続に安打と与四球を許し無死1・2塁のピンチを招いたところで無念の降板。小松の後を請けたBsリリーフ陣は、2番手清水が1死2・3塁から犠飛を許し1点を失うものの、3番手加藤が後続を断ち最小失点でピンチを切り抜ける。
続く5回、3番手加藤はL先頭の中村にソロHRを浴び1点差に詰め寄られるが、打線は6回、山崎(浩)のこの試合3安打目となる右前安打と、坂口の右越2BHで作ったチャンスから、阿部の内野ゴロの間に1点、さらに相手の捕逸で追加点を挙げ三度リードを広げる。
しかし、4番手香月が6回、連打を浴びた後内野ゴロの間に1点を失い2点差に追い上げられると、7回3本の長短打を集中され同点に追いつかれる。何とか同点のまま打線の反撃に繋げたいBsリリーフ陣だったが、8回、5番手ボーグルソンが2死からL中島、L中村に2者連続HRを浴び2点を勝ち越されてしまう。
9回Bs打線は、阿部の内野安打と代打北川の左線2BHで2死2・3塁のチャンスを作るものの、得点に結びつけることができずゲームセット。打線が先手を奪うが、投手陣がL打線の追撃を振り切れず、今季L最終戦に勝利することはできなかった。
◇ 小松 聖 投手
<先発3回0/3、被安打5、失点4。>

「打線に大量点を取ってもらったのに・・・。情けないの一言です。」
◇ 大石 大二郎 監督
「打線が点を取ったのですが、投手陣が打ち込まれてしまいました。明後日からはホームでの連戦、とにかくがんばるしかないです。」