

≪打線が猛追、延長戦に持ち込むもののFに惜敗。≫



F3連戦の初戦。Bs先発の岸田は2回、3本の長短打を許し2点を先制されるが、Bs打線は4回、先頭の3番北川が四球を選び出塁すると、続く主砲ローズがセンターバックスクリーン左へ22号2ランHRを放ち同点に追いつく。
岸田は、3回以降走者を出しながらも粘りの投球を続けるが、7回2本の安打と味方の失策も絡み1死1・3塁のピンチを招くと、適時打を許し1点を勝ち越される。何とか後続を断ちたい場面も、2死1・2塁からF稲葉に3ランHRを浴びリードを広げられてしまう。
4点をリードされた直後の7回、追い上げる打線は、9番山崎(浩)の安打とこの日1軍登録され、今季初出場の代打迎の安打で1死1・3塁のチャンスを作ると、北川がF林から右翼席へ2号3ランHRを放ち1点差に詰め寄る。さらに続く8回には、6番後藤、7番阿部の連打で1死1・3塁のチャンスを作ると、山崎(浩)が中犠飛を放ち同点に追いつき、試合はそのまま延長戦に突入する。
延長に入り先発の岸田は、6失点ながらも10回も登板、F打線に得点を許さず、先発10回6失点でマウンドを降りる。しかし、何とか流れを引き寄せたいBsリリーフ陣だったが、迎えた11回2番手金子がFスレッジに一発を浴び1点を勝ち越されてしまう。打線も2死から1番坂口が中前安打を放ち出塁するものの、得点に結びつけることができずゲームセット。終盤打線が追い上げをみせるものの、F3連戦の初戦に勝利することはできなかった。
◇ 岸田 護 投手
<先発10回、被安打11、失点6。>

「打線に点を取ってもらったのに、ピリッとしないピッチングになってしまい申し訳ないです。」
◇ 大石 大二郎 監督

「岸田は点を取られた後もしっかり投げることができていましたので、あそこまで行ってもらいました。金子はカーブが高めに浮いたところを打たれてしまいました。打線も粘ったのですが・・・。残り試合も、とにかくがんばるだけです。」