迎えた開幕戦。Bs打線は3回、7番下山の右中間2BHと8番日高の犠打で1死3塁のチャンスを作ると、E先発岩隈から9番大引が中前適時打を放ち1点を先制する！
　一方先発の金子は、立ち上がりから持ち前のキレのあるストレートと、緩急を上手く使った投球でE打線に付け入る隙を与えない。終盤7回、1死2塁のピンチも後続を断ち無失点に抑える。リズムに乗る金子は、8回を安定した投球で三者凡退に抑えると、9回先頭打者に出塁を許すものの、落ち着いた投球で次打者を併殺打、内野ゴロに打ち取りゲームセット！大引の決勝打。金子の好投で見事開幕戦に勝利！金子は、チームでは10年ぶりとなる開幕戦完封勝利を無四球で飾った！

「開幕投手というのは意識しないようにと思っていましたが、意識してしまいましたね。でも、こういう形で結果が出てよかったです！正直ホッとしています。1回初球を打たれた時は正直焦りましたが、逆に打たれたことで切替えができました。今日は、とにかく一人一人打ち取っていくことを考えていましたので、9回マウンドに上がるまでは完封は意識しませんでした。監督が全幅の信頼を寄せてくれているということなので、それに応えて、“やらなければいけない”という気持ちですね。今日勝てたことは素直に嬉しいですが、この事は忘れて、次の試合もしっかりとしたピッチングができるようにがんばります！」

「何としても金子さんに先制点を取ってあげたかったのでよかったです！僕らしい汚いヒットが出ましたね！今日のヒットは、ファンの皆さんの声援が打たせてくれたヒットです。明日もまた球場で熱い声援をお願いします！」

「どちらのチームが勝つにしても、こういう勝ち方しかなかったね。両チームとも初回は浮ついていたけど、3回ぐらいから落ち着いてきた。大引は追い込まれた後だったけど、よく打ってくれたね。最初の試合で、一番良い勝ち方ができたんじゃないかな！」