

≪試合時間4時間55分に及んだH9回戦はドロー。≫



H3連戦の3戦目。Bs打線は、3回2番赤田の中前安打と相手の失策、3番後藤の四球で2死1・3塁のチャンスを迎えると、5番T-岡田がH先発高橋(秀)から、右翼席最上段へ打った瞬間それと分かる7号3ランHRを放ち3点を先制する。
一方Bs先発のマウンドには、今季7試合目の登板となる近藤が上がる。近藤は、初回こそ2つの四球を与え走者を背負うものの、序盤から緩急を上手く使った投球でH打線を抑え込み試合の流れを作る。5回、2死1・2塁から適時打を許し1点差に追い上げられるものの、6回はH打線を三者凡退に打ち取り、マウンドをBsリリーフ陣に託す。
終盤、近藤の後を請けたリリーフ陣は、7回を2番手平野がキレのあるボールでH打線を三者凡退に抑え流れを引き寄せると、打線はその裏2死1・2塁から代打日高が左前適時打を放ち追加点を挙げる。しかし、8回を平野が安定した投球で無失点に抑えるが、9回、3番手レスターが安打と2つの与四球などで無死満塁のピンチを招くと、2死まで奪うものの、H川崎に2点適時打を浴び同点とされ、試合は今季3度目の延長戦に突入する。
延長に入り、打線はH投手陣に抑えられるものの、投げてはリリーフ陣が、10回を4番手加藤、11回を加藤、5番手阿南、12回を6番手菊地原、7番手香月のリレーでH打線を無失点に抑え、今季初の引き分け試合となった。
◇ 近藤 一樹 投手
<先発6回,3安打,2失点の好投も勝ち負けつかず。>

「もともと僕から始まった連敗ですし、今日は、チームのために、ファンのために、自分のために、"子供の日"ですので子供のために、最初からとばしていきました。結果、いいリズムで投げることができましたし、試合の流れを作ることができたと思います。」
◇ T-岡田 選手
<3回2死1・3塁からライトスタンドへ7号先制3ランHRを放つ!>


「打ったのはスライダーです。いい形でスイングすることができましたし、完璧に捉えることができました!チームが連敗中ですし、とにかく先制することができてよかったです!」
◇ 岡田 彰布 監督

「T-岡田はよく打った。レスターは、フォアボールが2つか。そのあたりやな。後ろのピッチャーはよくがんばったし、こういうゲームの中で浮上していくしかないからな。」