G2連戦の2戦目。1回、今季10試合目の登板となった先発近藤が、Gラミレスに2ランHRを浴び2点を先制されるが、Bs打線は直後の2回、先頭の4番T－岡田が内野安打で出塁すると、続く5番バルディリスが、G先発内海から左中間席へ4号2ランHRを放ち同点に追いつく。

　先発の近藤は、2回以降4回まで、走者を出しながらも要所を締め無失点に抑えるが、中盤5回、連打と自らのボークで1死2･3塁のピンチを招くと、犠飛を許し1点を勝ち越されてしまう。さらに終盤7回、リリーフ陣が味方の失策で招いた1死1･3塁のピンチから犠飛を許し追加点を奪われると、8回、打線がT－岡田の2試合連続となるセンターバックスクリーンへの10号2ランHRで同点に追いついた直後の8回裏、4番手平野が1死から、まさかの2者連続HRを浴び2点を勝ち越されてしまう。

　9回、何とか反撃したい打線も、Gクルーンの前に三者凡退に抑え込まれゲームセット。投打ともに粘り強い試合展開をみせるものの、終盤の攻防に敗れ4連勝はならなかった。

「先制されてしまった後チームがすぐに同点に追いついてくれて、とにかく粘り強く投げていきたかったのですが、さらに踏ん張っていかなければいけないところでミスをしてしまった。今日は、ストライク、ボールがはっきりしてしまい、苦しいピッチングになってしまいました。」

「平野はストレートを行き過ぎ。打たれてから変化球を交ぜていた。先発やないから、状況を考えんと･･･。こっちのミスで2点取られたな。」