2010.06.02 WED
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≪北川が同点満塁HR!延長11回T-岡田が決めた!7点差を跳ね返しDにサヨナラ勝利!!≫

マルチ安打で2打点の活躍!坂口選手
4番手で登板し2イニングを零封した平野投手
5番手で登板し今季4勝目を挙げた岸田投手

 迎えたD4回戦。Bs先発のマウンドには、今季12試合目の登板となる金子が上がる。金子は、1回、2回を、走者を出しながらも無失点に抑え、まずまずの立ち上がりをみせるが、3回3本の長短打を集中され2点を失うと、5回には2死からD和田に2ランHRを浴び、中盤で4点をリードされる。さらに終盤8回3番手加藤が、D谷繁に3ランHRを浴びリードを広げられてしまう。

 しかし勝利への執念を燃やすBs打線は、8回8番一輝、9番大引の連打で作った無死1・2塁のチャンスから、1番坂口が右中間2点適時2BHを放ち2点を返すと、2番赤田の四球の後、3番後藤が右前適時打を放ち4点差に追い上げる!さらに、4番T-岡田が四球を選び無死満塁のチャンスを迎えると、5番北川が、D5番手高橋から右中間席へ2号満塁HRを放ち、この回一挙7得点!同点に追いつき、試合はそのまま延長戦に突入する。

 Bsリリーフ陣は、10回を平野、11回を岸田が得点圏に走者を背負いながらも気迫のこもった投球で後続を断ち、D打線に得点を許さない。すると、迎えた11回裏Bs打線は、坂口の右前安打と赤田の犠打、後藤の敬遠四球で1死1・2塁のチャンスを迎えると、T-岡田が、D7番手金剛から右中間席へ11号3ランHRを放ちゲームセット!7点差を見事跳ね返し、Dにサヨナラ勝利!!

◇ T-岡田 選手
<今日のヒーロー!延長11回、右中間スタンドへ11号サヨナラ3ランHRを放つ!!>

お立ち台で両手を掲げるT-岡田選手
試合後、ファンとタッチを交わすT-岡田選手

「前の打席で情けない結果だったので、"今度こそ"という気持ちで打席に入りました。とにかくまっすぐにタイミングを合わせて、他の球でも対応できるように準備をしていました。外野が前に来ていたので、越えるとは思いましたが、スタンドに入ってくれてよかったです。昨日は悔しい負け方だったので、とにかく"勝ちたい"という強い気持ちをもって戦いました。次は甲子園での関西対決第2ラウンドなので、とにかく勝ちたいと思います!」

◇ 北川 博敏 選手
<8回無死満塁から右中間スタンドへ2号同点満塁HRを放つ!>

8回無死満塁から右中間スタンドへ2号同点満塁HRを放つ!

「打ったのはまっすぐです。みんなが繋いで作ったチャンスだったので、何とかしたかった。ホームランは狙っていませんでしたが、思い切ってスイングすることだけを考えて打席に入りました!とにかく同点に追いつくことができてよかった!!」

◇ 岡田 彰布 監督

岡田監督「(T-岡田は)まだまだ成長していくやろ!」

「流れが悪いし、勝てる気せんかったけどな。3ラン打たれて決まりやったけど、野球はわからんいうことやな!T(T-岡田)も、HRが出たことが大きい!最近出てなかったからな。まだまだ成長していくやろ!野球は何が起こるかわからんし、この勝ちは本当に大きいよ!」

◇ 金子 千尋 投手
<先発6回,被安打8,失点4。>

先発の金子千投手

「今日は、ストライク、ボールがはっきりしてしまい、自分自身で苦しくなってしまいました。5回の和田さんに打たれたホームランも防げたと思いますし、本当に悔しいです。リズムの悪いピッチングになってしまいました。」

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