E3連戦の初戦。Bs打線は1回、1番坂口、この日一軍再登録となった2番赤田の連打で無死1･2塁のチャンスを作ると、3番後藤がE先発田中から右翼席へ6号3ランHRを放ち3点を先制する！

　一方Bs先発のマウンドには、今季15試合目の登板となる木佐貫が上がる。木佐貫は、立ち上がりから抜群のキレとコントロールでE打線を中盤6回まで2安打に抑え込む。7回、安打と2つの四死球で2死満塁のピンチも落ち着いた投球で切り抜けると、8回、9回も、走者を出しながらも終始安定したマウンドさばきで無失点に抑えゲームセット！先発の好投、効果的な先制打、野手陣の堅い守り。チームが一体となってEに勝利！木佐貫は、2003年9月2日以来、7年ぶりの完封で8勝目を挙げた！

「結果は4安打完封ですが、実際は10安打ぐらいされていましたね。みんなの守りとビッグプレー、特に後藤さんとゴジのプレーには"ヨシッ"という気持ちになって、助けてもらいました。1点目を取られても、次の点を与えないように意識しているんですが、今日は3点を最初に取ってもらったので、この3点を守ろうと思って投げました。みなさんの応援に乗って、調子に乗って、また勝っていきたいと思います！」

「1･2番がいい形でつないでくれたので、自分も"後ろにつないでいこう"という気持ちでいったのがよかったと思います。自分自身、決していい状態とは言えないんですが、1打席、1打席集中しているのが結果につながっていると思います。連戦の初戦をとることができたので、乗っていきたいですね！」

「今日は、木佐貫がよう投げてくれたな！完封は新人以来の7年ぶりか。球数は少し多かったけど、0点やったからな。打つ方は、立ち上がり上手いこと点を取ったけど、追加点がほしかったな。木佐貫も競っていたから、いい緊張感で投げることができたのかもしれんけどな。これでシーズンも半分やけど、オールスターまで一つでも二つでも貯金を作って、後半戦に入りたいね！」