F3連戦の3戦目。1回、今季16試合目の登板となった先発近藤が、2つの与四球などで招いた2死1･3塁のピンチから、自らの暴投で1点を失い、先制を許すが、打線は2回、4番カブレラ、5番T－岡田の連打で1死2･3塁のチャンスを作ると、7番バルディリスの犠飛で同点に追いつく。

　2回以降近藤は、持ち前の緩急を上手く使った粘り強い投球で、F打線に得点を与えず、試合の流れを引き寄せる。

　するとBs打線は5回、バルディリスの安打と8番鈴木の犠打で作った1死2塁のチャンスから、9番山崎の右中間適時2BHで1点を勝ち越すと、続く6回には、T－岡田がF先発ケッペルから左中間席へ19号3ランHRを放ち、中盤で4点をリードする！

　投げては先発の近藤が、終盤7回を三者連続三振に打ち取り、8回1死から連打を許したところでマウンドをリリーフ陣に託すが、7回1/3、4安打、1失点に抑える好投をみせる！近藤の後を請けたBsリリーフ陣は、2番手平野が四球を与え満塁のピンチを招くものの、気迫のこもった投球で後続を断ち、無失点で切り抜けると、9回は3番手岸田が安定した投球で、三者凡退で締めゲームセット。投打が噛み合いFに勝利！チームは、連敗を2で止め、勝率5割復帰！先発の近藤は、今季4勝目を挙げた！

「チャンスでしたし、初球から積極的にいって、ランナーを還すということだけを考えていました。連敗を止めることもできましたし、オールスター前の9連戦、とにかく1戦1戦全力で戦っていきたいと思います！」

「とにかく自分のピッチングをすることを考えてマウンドに上がりました。立ち上がりは、ちょっとつまずいてしまいましたが、2回以降は、粘り強く投げることができたと思います。先発としての仕事を果たすことができてよかったです！」

「2連敗の後、よう粘ってとったな！オールスターまであと9試合、1つでも２つでも貯金を作ってオールスター明けのゲームに臨みたいね。」