H3連戦の2戦目。Bs打線は1回、H先発和田をとらえ、1番坂口の四球と2番バルディリスの中前安打などで迎えた1死1･3塁のチャンスから、4番カブレラが左前適時打を放ち1点を先制すると、4回2死1･2塁から坂口の中前適時打で追加点を挙げ2点をリードする！

　Bs先発のマウンドには、今季25試合目の登板となる金子が上がる。金子は、立ち上がりから抜群のキレとコントロールで、5回までH打線を無安打に抑え込む。6回先頭打者に初安打となる2BHを許すなど、2死3塁のピンチから適時打を浴び1点を失うものの、7回は走者を出しながらも後続を断ちH打線に追撃を許さない。

　すると打線は終盤8回、2死から坂口が四球を選び盗塁を決めると、相手の失策で追加点を挙げる。さらに金子が、8回H田上にソロHRを浴び1点差に詰め寄られた直後の9回には、相手の失策から1死2塁のチャンスを迎えると、6番北川が右前適時打を放ち大きな追加点を挙げる！投げては9回を、好投の先発金子の後を請けた守護神岸田が、走者を出しながらも後続を断ちゲームセット。Hを破り、金子は見事9連勝で今季13勝目を挙げた！

「とにかくチームが勝つことができて本当によかったです！先日のリリーフからの登板となりましたが、影響は全くありませんでした。大事な試合が続いていきますし、監督にも"相手のエースと"ということも言われていますので、その期待に応えられるように、チームの勝ちに貢献できるように、気を抜かず一戦一戦集中して投げていきたいと思います！」

「金子は、良すぎて心配しとったけど、まっすぐが走っとったな！打つ方も、なかなか点が取れんかったけど、終盤1点ずつ取れたのが大きかった。下位にいるチームは、とにかく勝負を仕掛けていかなあかんし、こういう厳しい試合が多くなるよ！」