

≪高卒ルーキー山田が初先発。延長10回リリーフ陣が2失点。Hに敗れる。≫



Hとのレギュラーシーズン最終戦。Bs打線は1回、2死から3番後藤、4番カブレラの連打で1・3塁のチャンスを作ると、H先発大隣から5番T-岡田がレフト線へ適時2BHを放ち1点を先制!
一方Bs先発のマウンドには、プロ初登板、初先発となる高卒ルーキー山田が上がる。山田は1回、2つの内野安打と与四球で1死満塁のピンチを招くが、キレのあるストレートでH松中を併殺打に打ち取り、立ち上がりのピンチを切り抜ける!2回、1死2塁から適時打を許し同点に追いつかれるが、3回は2死から死球と安打を許すものの、球速差30kmにおよぶカーブを折り混ぜるなど、落ち着いた投球で後続を断ち、プロ初先発のマウンドを3回、5安打、1失点の内容で終える。
中盤4回、5回、6回を2番手西が緩急を上手く使った投球で、H打線に出塁さえ許さない好投をみせ試合の流れを引き寄せると、Bs打線は6回、6番北川の中前安打と盗塁、代打日高の中前安打で迎えた1死1・3塁のチャンスから、9番山崎(浩)が左前適時打を放ち勝ち越しに成功する!
しかし、7回西がH松田にソロHRを浴び再び同点に追いつかれ、8回をセットアッパー平野が、9回は守護神岸田が無失点に抑え、迎えた延長10回、5番手比嘉が先頭打者に安打を許すと、6番手前田(祐)の安打、7番手香月が死球を与え招いた2死満塁のピンチから、H小久保に左越2点適時2BHを浴び、2点を勝ち越されてしまう。10回、何とか反撃したい打線も三者凡退に抑え込まれゲームセット。Hに敗れ3連勝はならなかった。
◇ 山田 修義 投手
<プロ初先発!先発3回、被安打5、失点1。>

「初登板とか初先発ということは考えずに、平常心で臨もうと思ったんですが、実際マウンドに上がってからは心臓がバクバクでした。今日は、カーブのコントロールは悪くなかったと思いますが、全体的にボールが高かったので、その辺りが今後に向けての反省点ですね。」
◇ T-岡田 選手
<1回2死1・3塁からレフト線へ先制タイムリーヒットを放つ!>

「打ったのはまっすぐです。アレックスがいい形でつないでくれたので、僕もつないでいく気持ちで打席に入りました。外よりのボールを、逆らわずに上手く打ち返すことができたと思います!」
◇ 岡田 彰布 監督
「今日は最初から山田と西でいこうと思ってたんやけどな。6回にもう少し点が取れていたら、こういう展開にならんかったんやけどな・・・。」