E3連戦の初戦。Bs打線は1回、1番坂口の四球、3番後藤の安打、5番北川の四球で2死満塁のチャンスを迎えると、6番バルディリスが左前2点適時打を放ち2点を先制！続く3回には、北川の左線2BHで作ったチャンスから、7番カラバイヨが左前適時打を放ち追加点を挙げ、序盤で3点をリードする！

　一方Bs先発のマウンドには、今季8試合目の登板となる中山が上がる。中山は、立ち上がりから持ち前の力のあるストレートと、キレのある変化球でE打線に付け入る隙を与えない。

　すると打線は4回、大引、坂口の連打で無死1･3塁のチャンスを作ると、2番森山の内野ゴロの間に1点を奪いリードを広げる。さらに中山が中盤を、走者を出しながらも落ち着いた投球で無失点に抑えると、7回バルディリスが左翼席へ12号ソロHRを放ち5点をリードする！

　投げては終盤、中山が7回を、走者を出しながらも要所を締め無失点に抑えると、8回は1死1･2塁から、好投の中山の後を請けたセットアッパー平野が、適時打を許し1点を失うものの後続を抑えると、9回は三者凡退で締めゲームセット。投打が噛み合いEを破り、チームは3連勝！好投をみせた先発の中山は、今季3勝目を挙げた！

「今日は、とにかく1回1回、一人一人という気持ちで、立ち上がりからとばしていきました！フォアボールでランナーを出してしまう場面もありましたが、その後をしっかり抑えることを考えて投げました。リラックスして、あれこれ考えずに投げることができているのが、いい結果に結びついていると思います。チームのためにがんばるだけなので、本当によかったです！」

「中山は、完封できたかもしれんけど、いい仕事をしてくれたな！打線も、初回から点を取れたのも大きかった。チャンスがある以上、一つ一つ勝っていくだけやからな！」