G2連戦の2戦目。1回先発の寺原が、2死1･3塁から適時打を許し1点を先制されるが、打線は4回、3番田口、4番李スンヨプの連打などで迎えた2死1･2塁のチャンスから、7番大引が左前適時打を放ち同点に追いつく。

中盤以降、先発の寺原は、走者を出しながらも、気迫のこもった投球で要所を締め、G打線に得点を与えない。

すると9回、Bs打線は、その9番寺原が粘りに粘り四球で出塁、続く1番坂口が投手強襲安打で繋ぐと、途中出場の山崎(浩)が、左翼席へ打った瞬間それと分かる1号3ランHRを放ち3点を勝ち越す！

投げては、9回力投を続ける寺原が、G打線を三者凡退に打ち取りゲームセット。寺原の力投と山崎(浩)の一振りでGに連勝！

「打ったのはまっすぐです。とにかく“何とかしたい”という気持ちで打席に入りました。野球の神様のおかげです。完璧でした！」

「“勝ちたい”という強い気持ちで投げ続けました。今日は、まっすぐも良かったですし、ランナーを出しても低めにボールを集めることができたと思います。登板、登板で波がありますので、とにかく次もいいピッチングができるようにがんばります！」

「結果的に寺原が選んでくれたフォアボールが効いた。山崎は調子がいいし、今日も気持ちよく打つことができたんじゃないかな。寺原には、7回ぐらいに“最後までいくぞ”と言っていた。前半からストレートでおしていて、力があったし、伊藤とのバッテリーの、リードの勝ちじゃないかな。」