迎えた交流戦最終カード、D2連戦の初戦。今季10試合目の登板となった先発の中山は、序盤、持ち前の力のあるストレートを中心に、安定した投球でD打線を抑え込む！

すると、Bs打線は、中山の好投に応えるように、4回6番李スンヨプが、右翼席へ打った瞬間それと分かる4号ソロHRを放ち1点を先制すると、5回には、中山の中前安打と1番坂口の四球、2番田口の犠打で作った1死2･3塁のチャンスから、3番後藤が右犠飛を放ち追加点を挙げ、中盤までに2点をリードする！

さらに、中盤から終盤にかけて、中山が走者を出しながらも要所を締める投球で試合の流れを引き寄せると、打線は8回、後藤の中前安打と盗塁、5番バルディリスの左前安打で作った1死1･3塁のチャンスから、李スンヨプ、大引が連続適時打を放ち、大きな追加点を挙げる！

投げては終盤、8回を不動のセットアッパー平野が抜群の安定感でD打線を三者凡退に打ち取ると、9回は、守護神岸田が先頭打者に安打を許すものの、後続を断ちゲームセット。投打がガッチリ噛み合いDに勝利！チームは引き分けを挟んで3連勝で5割復帰！見事な投球をみせた先発の中山は、今季2勝目を挙げた！

「味方が点を取ってくれましたし、必死で投げました。チームの状態もいいですし、その流れに乗っていければと。今日は、先頭打者を打ち取れたことが良かったですね。この次からも、とにかく腕を振って、あれこれ考えずにシンプルに投げていきたいと思います！」

「(キャッチャーに起用した)斉藤は、この前の横浜戦でいいリードをしてるなぁと思っていたし、今日は上手いことインコースを使っていた。中山もインコースを突いて、チェンジアップもよかったし、最近の中では一番よかったな！李は、巨人時代にホームランを打っていたピッチャーだし、やっぱりタイミングが合うのかな。精神面が大きいと思っていたけど、よう打ったよ！交流戦もあと一試合。明日はエースが投げるし、いい形で終わりたいな。」