H3連戦の初戦。先発のエース金子千尋は3回、連続安打と犠打で1死2･3塁のピンチを招くと、3番内川に左前適時打を浴び先制を許す。4回以降、本来の投球でH打線を翻弄し粘りの投球を見せていたが、7回、連続安打と捕逸で1死2･3塁から2番本多に左前適時打を浴び追加点を奪われる。

一方、Bs打線はH先発ホールトンの前に6回まで無安打と反撃の糸口をつかめないまま試合は終盤の7回、先頭の2番田口が左前安打で出塁すると、3番後藤が打った瞬間それとわかる4号2ランHRで同点に追いつく！続く、4番T－岡田の中前安打と盗塁で1死2塁から6番李スンヨプが右越え適時2BHで勝ち越しに成功！！8回には、9番大引の安打を皮切りに1番坂口、3番後藤と繋いで最後は4番T－岡田が右翼線へ適時2BHを放ち3点を奪い試合を決めた！

投げては、エース金子千尋の後を、不動のセットアッパー平野が1死満塁のピンチを招くも代打オーティスを併殺打に討ち取り無失点で切り抜けると、9回は守護神岸田が走者を許すも、最後の打者小久保を打ち取りゲームセット！H3連戦の初戦を白星で飾った！

「あの場面、田口さんがヒットを打って、後藤選手がホームランを打って、チャンスで回ってきたので絶対に1点を還さないといけないという気持ちで打席に入りました。金子も毎回素晴らしいピッチングをしていて、先週もいいピッチングをしていたのに勝ち越しできなかったので、今日は力になれたらなと思っていたのでよかったです。お立ち台は初めてですが、これからもっともっとこういう活躍ができるようにがんばります。明日、明後日もいいピッチャーがくると思うので、負けないようにがんばります！」

「ピンチの数のわりには、2失点に抑えることができましたが、やはり球数も多くなってリズムの悪いピッチングになってしまいました。それが攻撃にも影響してしまったと思います。そういった中でも点を取ってもらって野手のみなさんに感謝していますし、何よりチームが勝つことができてよかったです！」

「金子はよう辛抱したよ！他の投手やと2点3点と主導権を握られてしまうけど、1点のあと辛抱しよるからな！勝っている投手と、いいピッチングをしていても勝ちがつかない投手との違いやな。打線は、手も足も出ない状況やったから、ヒットが出てホッとしたよ！本当にワンチャンスやったからな。後藤はみんなが打てんボールを打てる、いい方が出たな！」

「まっすぐを完璧に捉えることができました。気持ちだけです！気持ちで打ちました！！」

「打ったのはチェンジアップ。甘く入ってきたボールをしっかりと捉えることができました。みんなが打って繋いだ勢いに乗って、打つことができました。」