

<李大浩が今カード2本目となる5号ソロを放つも、終盤に崩れ同一カード3連敗・・・>



終盤の適時打に泣き2試合連続で接戦を落としたBs。交流戦前最後の試合を勝利で収めるべく、前回のイーグルス戦で完封勝利を収めている木佐貫がマウンドに上がる!
初回、2回を無失点と最高の立ち上がりを見せた木佐貫だったが、3回、2本の安打を浴び先制点を与えてしまう。しかしその後は生命線である低めへの投球が冴え得点を許さない。
すると4回、ここまで無得点に封じられていた相手先発・美馬に対し「ボールをしっかり捉えることを考えて打席に入りました」という4番・李大浩が放った打球は右中間席へ飛び込む5号ソロとなり1対1の同点に追いつく!
その後は両者譲らぬ投手戦。5回は坂口、6回にはバルディリスが安打を放つが、いずれも得点に結びつけることができない。
一方の木佐貫も7回に先頭の松井に二塁打を許し1死3塁のピンチを招くが、動じることなく後続を封じる投球を見せる。しかし8回、2本の安打で無死1、3塁とされると代打・高須に勝ち越し打を浴び1対2。木佐貫はここで2番手・吉野に後を託すが、1死から2点適時打を打たれ手痛い追加点を奪われてしまう・・・。
9回表は流れを呼び戻すべく、捕手・鈴木が今日2個目となる盗塁刺を見せ無失点に抑える。だが最終回はイーグルス・青山の前に三者凡退に封じられ悔しい同一カード3連敗となってしまった。
先発・木佐貫は7回0/3を投げ、109球、被安打7、奪三振3、与四球1、失点4と中盤まで快投を見せるも、打線の援護がなく終盤に力尽きる悔しい結果となった。しかし、「先制、勝ち越しと点を取られてしまい、後手後手にまわってしまいました。何とか勝ちたかったんですが・・・。」と語る木佐貫のコメントから感じられる勝利への執念は次回以降の登板に必ずやつながるはず!
交流戦前最後の試合を終えて、13勝21敗2分とBs本来の強さを出す事はできなかった。だが、2010年は優勝! 昨年も2位と好成績を残している得意の交流戦で輝きを取り戻し、上位追撃へのきっかけとしたい!
◇ 木佐貫 洋 投手

<先発7回0/3、被安打7、失点4。>
「先制、勝ち越しと点を取られてしまい、後手後手にまわってしまいました。何とか勝ちたかったんですが・・・。申し訳ないです。」
◇ 李 大浩 選手

<4回1死ランナー無しからセンター右へ5号同点HRを放つ!>
「ボールをしっかり捉えることを考えて打席に入りました。高めのスライダーを逆らわずに打ち返すことができましたね!とにかく早い回に同点に追いつくことができてよかったです!」