

≪救援陣の力投で連勝し交流戦を五分に戻す!≫



前夜は延長11回、約4時間に及ぶ激闘を制し連敗脱出。そして、2012年交流戦初勝利を挙げたBs。さらにチームの力を加速するため、若武者・西を先発マウンドに送り込む!
その西を援護したい打線は2回表、2死の場面で6番・バルディリスが相手先発・館山から左翼席へ運ぶ5号ソロ本塁打を放ち先制! 「甘く入ってきたフォークを完璧に捉えることができたね!」と自らの打撃を振り返ったバルディリス。5月1日以来となる一発でチームを鼓舞する!
西は初回を3者凡退に打ち取ると、2回裏は走者を背負うも併殺打に仕留め3人で料理! 3回裏にはこの試合初めて得点圏に走者を置くが、無失点で終える!
しかし4回裏、西は安打と2つの死球で2死満塁のピンチ。ここで相川に押し出しの四球を与え1対1の同点となる。なおも満塁のピンチが続くが最後は森岡を左飛に打ち取り、最少失点で切り抜ける。
勝ち越したい打線は5回表、この回先頭のバルディリスが死球、7番・川端が左前安打で出塁。続く8番・鈴木の犠打で1死2,3塁とすると、代打・北川が四球を選び満塁に。ここで代打・T-岡田の遊ゴロの間に1点を奪い、2対1と勝ち越しに成功する!
その裏からは2番手・塚原がマウンドへ。変化球を低めに集め、2者連続三振を奪うなど相手の攻撃を封じる! ところが6回裏、1死から四球と2本の安打を浴び満塁とされると、3番手・香月にスイッチ。香月は相川を二飛、代打・藤本を遊ゴロに仕留めて最大のピンチをしのぐ!
7回裏から登板した4番手・平野は3者凡退に抑えると、8回裏は自慢の直球で押し込み、相手の反撃をキッチリと断つ!
すると9回表、この回から登板した相手3番手・押本から3番・大引が四球で出塁。続く4番・李大浩が来日初となる2試合連続の7号2点本塁打を右翼席へ運び4対1! 「とにかく追加点が欲しかった」と語った主砲の一振りが試合を決める!
9回裏は守護神・岸田が登板。先頭の相川に安打を許すが、後続を3者連続三振に仕留める圧巻の投球で試合終了! 4対1で勝利し5月2日以来の連勝となった!
これで交流戦は2勝2敗の五分に戻し、22日からは本拠地・京セラドームへ戻りタイガースと対戦。絶対に負けられない「関西対決」に連勝し、2年ぶりの交流戦制覇に向けて一気に上昇気流へ乗っていきたい!
◇ アーロム・バルディリス 選手

<今日のヒーロー!先制となる5号ソロHRを放つ!>
「とにかくチームの為に、早い回に点が欲しいところだったし、甘いボールをしっかり捉えることができたね!先発の館山投手は、まっすぐ・シュート・スライダーと色んなボールを投げる良い投手なので、インサイドよりのボールだったら思い切っていこうと思っていたんだ!チーム全員が何とか勝とうと思ってやっているし、明日以降も一生懸命がんばっていきたいと思います!」
◇ 西 勇輝 投手

<先発4回、被安打2、失点1。>
「やはり4回ですね。序盤、リズムよく投げることができていただけに、あのような形で点を取られてしまっては・・・。」
◇ アーロム・バルディリス 選手
<2回2死ランナー無しからレフトへ先制となる5号ソロHRを放つ!>
「しっかりボールを叩くことを意識して打席に入ったんだ。甘く入ってきたフォークを完璧に捉えることができたね!とにかく先制することができてよかったよ!」
◇ 李 大浩 選手
<9回無死1塁から右中間へ7号2ランHRを放つ!>
「高めのまっすぐを逆らわずにしっかり捉えることができました。とにかく追加点が欲しかったですし、いいところで打つことができてよかったです!」
練習中のBsナイン


練習中のBsナイン