

≪中村の今季1号本塁打も実らず…。投手陣が踏ん張れず「関西対決」第2ラウンドは悔しい敗戦≫



昨夜はエースの好投で「関西対決」の初戦を制したBs。今季初の4連勝を託されるマウンドには左腕・中山が上がる! 勢いを取り戻した打線が今夜も力を発揮し、2勝目を狙う中山を援護したい!
先発・中山の立ち上がり、力のある直球を軸に2死を奪うも三塁打と四球で2死1,3塁のピンチを背負う。踏ん張りたいところだったが5番・新井貴に適時打を打たれ先制点を献上。
すぐさま追いつきたいBsはその裏、1死から大引が四球を選ぶと、3番・バルディリスが安打を放ち得点圏に走者を進める! ここで3試合連続本塁打を放っている絶好調の李大浩が打席に入るが、ここは好機を活かせず無得点に終わる。
中山は制球が定まらず2回も2つの四球で2死1,2塁のピンチを背負ってしまう。ここで強気に内角を攻めるも適時打を許し追加点を奪われてしまう。
悪い流れを断ち切りたいBsは3回、先頭の中村が執念の内野安打を放つと、野中の安打や四球が絡み2死満塁の好機を作る! ここで打席に入るのはまたも4番・李大浩。初回の好機で凡退した借りを返したいところだったが、ここも三振に倒れてしまう…。
なんとか得点を奪いたいBsは4回、2死から7番・川端が二塁打を放つ。ここで打席に入った中村が「打った瞬間、手応えもありましたね。」と振り返った2009年以来となる2ランを放ち2対3と1点差に迫る!
これ以上点を失いたくないBsは5回に塚原、6回に吉野をマウンドに上げ、無失点で切り抜ける。しかし、7回も続投した吉野が先頭に二塁打を打たれピンチを背負うと、香月、ミンチェも悪い流れを断ち切れず追加点を奪われてしまう。
8回もマウンドに上がったミンチェだったが、1死から四球で走者を出すと4本の安打を集められこの回3失点。2対8と大きくリードを広げられてしまう…。
意地を見せたいBs打線だったが、8、9回とタイガースの継投の前に反撃を封じられ試合終了。投手陣が制球に苦しみ試合を作れなかったBs。今季初の4連勝、「関西対決」連勝とはならなかった。
これで交流戦成績が3勝3敗の五分に戻ったBsは明後日、ほっともっとフィールド神戸にカープを迎える。この2連戦は「LEGEND OF Bs 2012~劇的、激動の80’s~」と題し阪急ブレーブスのユニフォームを着用しての試合となる。
伝統と魂を受け継ぎし者として投打で躍動する試合を披露したい!
◇ 中山 慎也 投手

<先発3回2/3、被安打4、失点3。>
「自分の思うようなところに投げることができませんでした・・・。チームが連勝している中、こういうピッチングになってしまい申し訳ないですし、悔しいです。」
◇ 中村 一生 選手

<4回2死2塁からレフトへ1点差に詰め寄る1号2ランHRを放つ!>
「スライダーをしっかり捉えることができました。打った瞬間、手応えもありましたね。」