

≪延長10回に李大浩の一打で「LEGEND OF Bs 2012」初戦はサヨナラ勝ち!! ≫



本日から2日間は「LEGEND OF Bs 2012~劇的、激動の80’s~」と題し、Bs選手が阪急ブレーブスのユニフォームを着用しての試合。"最強勇者”がグラウンドに降臨する!
先発・木佐貫の立ち上がり、変化球を効果的に交える投球で、カープ打線を封じる。するとその裏、相手先発・野村に対し1死から野中の安打と盗塁で得点圏に走者を置くと、1死満塁と好機を広げる。すると後藤の内野ゴロの間に1点を奪い、先制に成功。
さらに4回には連続安打で無死1,3塁とすると、鈴木の併殺の間に追加点を奪いリードを2点に広げる。
リードをもらった木佐貫だったが5回、1死満塁のピンチを迎えると内野ゴロの間と内野安打を許し2対2の同点に。さらに、続く6回にはニックに勝ち越しソロを浴びてしまう。
その後は大きく崩れることなく木佐貫は8回を投げきったところで降板。8回116球を投げて被安打6、3失点、9奪三振という内容でマウンドを降りる。木佐貫は「先制してもらったのに同点、勝ち越しと失点してしまい試合運びも後手後手になったと思います。やはり、中盤のピッチング。もっとしっかりしなければいけません。」と振り返った。
しかし5回以降カープ投手陣に封じられていた打線が執念を見せる。1死から代打・日高がカープ守護神・サファテの直球を振り抜くと、打球はそのまま伸び、バファローズファンが待つ右翼席へ飛び込む! 土壇場で第1号本塁打が飛び出し試合を降り出しに戻す。 日高は「打ったのは、まっすぐです。とにかく塁に出ることを考えていたんですが、入るとは思いませんでした!!」と嬉しそうに振り返った。
同点ながら10回のマウンドには守護神・岸田が上がる。しかし先頭に安打を許すと、無死1,2塁とピンチを迎える。しかしこのピンチを、セカンド・後藤がチームを救うファインプレーで、キャプテンの意地を見せると、2死満塁から代打・前田智を勢いのある直球で打ち取る!
3時間半を超え、負けがなくなったその裏。先頭の野中が四球で出塁すると、すかさず今日3個目の盗塁を決める! すると無死1,2塁から4番・李大浩が「最後にヒットを打ててうれしいんですが、その前の打席で打ててなかったし、バルディリスが歩かされて自分が絶対に決めようと思って打席に入りました。」と語った打球はセンターの頭上を越すサヨナラタイムリー!!!
4番の一打で劇的なサヨナラ勝ちとなった!!
野中は今日3盗塁を見せるなど足でかき回したチームの勝利に貢献した。
また今日から一軍に合流したスケールズは即スタメン出場し移籍後初安打を放った。今後の新助っ人の活躍に期待したい!
今日の勝利で交流戦4勝3敗と勝ち越したBs。明日の先発は5/11以来のマウンドとなる寺原。サヨナラ勝ちの勢いのまま寺原に今季初勝利をプレゼントしたい!
◇ 李 大浩 選手

<今日のヒーロー!延長10回センターオーバーのサヨナラヒットを放つ!>
「最後にヒットを打ててうれしいんですが、その前の打席で打てていなかったし、バルディリスが歩かされて自分が絶対に決めようと思って打席に入りました。今日は今日で終わりにして、また明日から気持ちを改めてがんばっていきたいと思います。開幕からファンのみなさんの期待に応えられなかったんですが、いまはバランスが良くなってきているし、これからがんばっていきたいと思います。阪急のユニフォームは、いまのユニフォームよりもいいんじゃないかと思うし、先輩方の伝統を受け継いでいけたらと思います!」
◇ 木佐貫 洋 投手

<先発8回、被安打6、失点3。>
「日高さんが打ってくれて追いついてもらう形になりましたが、先制してもらったのに同点、勝ち越しと失点してしまい試合運びも後手後手になったと思います。やはり、中盤のピッチング。もっとしっかりしなければいけません。」
◇ 日高 剛 選手

<9回1死からライトへ同点となる1号ソロHRを放つ!>
「打ったのは、まっすぐです。とにかく塁に出ることを考えていたんですが、入るとは思いませんでした!!」