

《李大浩の一打で先制するも、延長10回に守護神・岸田がまさかのサヨナラ被弾・・・》


交流戦に入ってから2度の3連勝を飾るなど、徐々に息を吹き返しつつあるBs。今日からはセ・リーグ首位を快走するドラゴンズの本拠地・ナゴヤドームに乗り込む!
先制点を奪い、試合の主導権を握りたいBs打線は初回、先頭のスケールズの安打をきっかけに2死3塁の好機を作り出すと、交流戦絶好調の主砲・李大浩が左前適時打を放ち、幸先良く先制に成功!
今季2勝目を目指してマウンドに上がったBs先発・中山は初回から切れのある変化球を有効に使った投球でドラゴンズ打線に的を絞らせない。打線がなかなか追加点を挙げられない中でも安定した投球を続け、5回を被安打3の無失点に抑える!
しかし、1点リードで迎えた6回、ここまで好投を続けていた中山は2死2塁から4番・和田に左中間適時二塁打を打たれて同点に追いつかれてしまう。結局、中山はこの回途中で降板。 「毎回、同じ失敗をしてしまって・・・。 中継ぎのみんなにも負担がかかりますし、情けないです。」と悔しさをにじませながら振り返った。
なんとか勝ち越し点を挙げたいBs打線だったが、2回以降は相手先発・中田賢の前に沈黙。2回から8回まで一度も得点圏に走者を進めることができず、攻略の糸口がつかめない。9回に1死1・2塁の好機を作り出したが、後続が連続三振に倒れてしまい、得点することができない。
9回裏は前のイニングから続投の平野が気迫のこもった投球を披露し、相手打線をゼロに抑え、試合はそのまま延長に突入。
すると迎えた10回、Bs打線は代わったドラゴンズ2番手・田島を攻め立てて1死満塁の好機も作るも、セカンド・荒木の好守にも阻まれてしまい、本塁を踏むことができない。
試合時間が3時間30分に差し掛かったこともあり、Bsはその裏のマウンドに守護神・岸田を上げて万全を期す。しかし、1死後、ドラゴンズ3番・森野に痛恨の1発を浴びてしまい、1対2とサヨナラ負けを喫してしまった・・・。
明日の先発は通算50勝達成まであと1勝と迫った木佐貫。今日は好投を続ける投手陣を援護できなかったBs打線だが、明日こそは自慢の勝負強さを発揮して木佐貫の通算50勝目をお膳立てしたい!
◇ 中山 慎也 投手

<先発5回2/3、被安打5、失点1。>
「毎回、同じ失敗をしてしまって・・・。中継ぎのみんなにも負担がかかりますし、情けないです。」
◇ 李 大浩 選手

<1回2死3塁からレフト前へ先制タイムリーヒットを放つ!>
「打ったのは、スライダーです。とにかくランナーを還すことだけを考えて打席に入りました。初回に先制することができてよかったです!」
練習中のBsナイン


練習中のBsナイン