

《李大浩・T-岡田の連続本塁打など15安打11点の猛攻で雨中の打撃戦を制す!!》



前カードでは2位・ファイターズ相手に勝ち越したBs。今日からは千葉に乗り込み、首位マリーンズとの3連戦。ここまで4勝3敗と勝ち越している相手なだけに優位に試合を進めていき、苦手意識を持たせたいところだ!
雨が降り続く中始まった今日の試合。初回、1死から川端・後藤の連打で1死1,2塁とすると4番・李大浩がライト線に落とす適時二塁打で1対0と先制に成功! これで李大浩は13試合連続安打を記録! 続くT-岡田も適時打を放ち追加点を奪うと、バルディリスも適時二塁打続き2番・川端から5連打に成功し3対0! さらに竹原の犠飛で1点を追加し、今まで抑えられてきた相手先発・グライシンガーから4点を奪った!
勢いの止まらない打線は2回、1死から再び連打で好機を作ると、後藤・李大浩の連続適時二塁打で7対1! 6点と大きく引き離し試合を優位に進める!
先発は前回のマリーンズ戦で今季初完封勝利を決めた寺原。この試合まで15イニングス連続無失点を記録していたが、初回に犠飛で1点を奪われ、記録は15イニングスでストップ。
ところが3回、降雨により制球が乱れた寺原は3連続四球で満塁としてしまうと、適時打と犠飛で2点を奪われてしまう。さらに4回には味方の適時失策もあり7対4と少しづつ差を詰められる。
それでも打線は5回、安打と死球などで1死1,3塁とすると伊藤が犠飛を放ち、8対4と点差を広げる!
しかし寺原が踏ん張れず、その裏2死1,3塁から里崎に5号3ランを左翼席に運ばれてしまい、ついに1点差と詰め寄られてしまう。
このまま逃げ切りたいBsだったが7回にピンチを迎える。2番手・中山が安打と四球で無死満塁と一打逆転の場面。しかし、ここで中山が内野ゴロに仕留め1死とすると、マウンドをセットアッパー・平野に譲る。平野は「先発の寺原のためにも、とにかく一人一人全力で、絶対に抑えるつもりでマウンドに上がりました。」と力のある直球で里崎を併殺打に仕留め流れを渡さない!
追加点を奪いたいBs打線は8回に1死3塁から内野ゴロの間に1点を奪うと、9回には李大浩・T-岡田の連続本塁打で11対7と終盤に貴重な追加点を奪いマリーンズを突き放す! 李大浩はこれで本塁打・打点でリーグトップに立った!
9回のマウンドには4点差ながら守護神・岸田が上がる。最速146kmの直球を中心とした組み立てで3者凡退に抑え、試合終了。これで岸田は14試合連続無失点! 11対7と雨中の壮絶な打撃戦を制した!
明日の先発はバースデイ登板となるフィガロ! 今日の試合のように打線がしっかり援護をし、フィガロに今季初勝利をプレゼントしたい!
◇ 平野 佳寿 選手

<今日のヒーロー!7回裏1死満塁を併殺打に打ち取る好リリーフ!!>
「先発の寺原のためにも、とにかく一人一人全力で、絶対に抑えるつもりでマウンドに上がりました。併殺は、まっすぐだったんですが、自分でもビックリするぐらい良いボールがいきました。チームに迷惑をかけるピッチングも多かったんですが、これから、しっかり抑えて勝っていけるようにがんばります!」
◇ 寺原 隼人 投手

「悪天候だからといって、あまりにも打たれすぎてしまって申し訳ないです。コントロールの悪さということにつきますね・・・。とにかくチームが勝つことができてよかったです。」
◇ アーロム・バルディリス 選手
<1回1死1・3塁からレフト線へタイムリー2BH放つ!>
「カット気味のボールをしっかり捉えることができたね。いい流れできていたし、タイムリーになってくれてよかったよ!」
◇ 後藤 光尊 選手
<2回1死1・2塁からセンターオーバーの2点タイムリー2BH放つ!>
「打ったのは、まっすぐです。失投を逃さずに捉えることができましたね!」
◇ 李 大浩 選手

<9回1死から左中間へ13号ソロHR放つ!>
「打ったのは、カットボールだと思います。体が上手く反応してくれました!こういう展開でしたし、ホームランになってくれてよかったですね!」
◇ T-岡田 選手

<9回1死からライトへ2号ソロHRを放つ!>
「打ったのは、まっすぐです。これまで“追い込まれてから”というのが多かったので、久しぶりにいい形で振り抜くことができました!」
◇ 李 大浩 選手
<1回1死1・2塁からライト線へ先制となるタイムリー2BH放つ!>
「カーブを上手く逆方向へ打つことができました。先制することができてよかったです!」
◇ T-岡田 選手
<1回1死2・3塁からライト前へタイムリーヒットを放つ!>
「打ったのは、まっすぐです。先制した後のチャンスでしたし、とにかくバットに当てることを考えていました。いいところに飛んでくれましたね!」