

《大引の3号勝ち越し弾など、一発攻勢で接戦を制す! 首位・マリーンズからカード勝ち越し!》



昨日は序盤のリードを守りきれず、悔しい敗戦を喫したBs。カード勝ち越しをかけた今日の一戦は、前回登板の雪辱をかける小松が先発!
Bsは初回、2死3塁から4番・李大浩が本塁打ランキング・リーグ単独トップに立つ14号2ランを放つ! 3試合連続で先制に成功すると、2回には竹原が豪快な今季1号ソロを放ち追加点! 「昨日は、あのような形で負けていますし、今日は何としても勝ちたいですからね!追加点を取ることができてよかったです!」と振り返った。竹原の古巣・マリーンズ戦で放った一発で3対0と序盤から試合を優位に進める!!
援護を受けた小松は、3回までを内野ゴロ4つ、フライ5つに抑える完璧な投球! 序盤から抜群の制球力で打たせて取り、マリーンズ打線を寄せ付けない!
小松はこのまま凡打の山を築くかと思われたが、4回。先頭・岡田にこの試合初の安打を許すと、無死2塁から根元に2試合連続の右翼越2点本塁打を浴び3対2と1点差に。しかし後続は3者連続三振におさえ、相手に流れは渡さない!
即座に引き離したいBsは5回、竹原の四球を足掛かりに2死満塁の好機を迎える。しかし、相手先発・吉見に後続が抑えられ、追加点はならない。するとその裏、小松の高く浮き始めた変化球を痛打され、1死1,3塁と同点のピンチを迎える。9番・鈴木の内野ゴロ野選の間に3塁走者が生還し、3対3の同点に。さらに1死満塁のピンチとなるも、ここは小松が気迫の投球で切り抜ける!
小松の力投に応えたい打線は6回、T-岡田、バルディリスの連打で1死1,2塁と勝ち越しの好機を演出するも、この回から登板の相手2番手・大谷を打ち崩すには至らず。さらに7回も2死2塁と得点圏に走者を進めるも、あと一本が出ない。
勝ち越しを阻止したいBsは7回1死1,2塁の場面で、6回から登板の2番手・中山から平野にスイッチ。先頭に安打を許し1死満塁となるが、4番・サブローは鋭いフォークボールで空振り三振、さらに5番・角中も150キロの直球で押し込み、絶対絶命のピンチを切り抜ける! 平野は続投した8回も無失点に抑え、打線の反撃を促す!
投手陣の踏ん張りに報いたい打線は9回、途中出場の大引がここまで防御率0.00と安定感抜群のマリーンズ5番手・内から「打った瞬間、手応えはあったんですけど、何とか越えてくれと思って走っていました!これまでチームに迷惑を掛けていましたので、応援してくれている方や、声を掛けていただいた方のためにも打てて良かったです!」と値千金の3号ソロを左中間席へ叩き込み、土壇場で4対3と勝ち越しに成功!
その裏は満を持して守護神・岸田が登板! 味方の失策で走者を背負うも、上位打線を難なく退け、試合終了! 岸田はこれで15試合連続無失点となり、息詰まる接戦を制した!
これで2位・ファイターズ、首位・マリーンズ相手に2カード連続の勝ち越しとなったBs!! 明後日からはオールスターゲームまで9連戦と厳しい連戦が続くが、まずは目の前の一戦一戦に集中し、上位との差を少しづつ詰めていきたい!
◇ 大引 啓次 選手

<今日のヒーロー!9回決勝の3号ソロHRを放つ!!>
「ずっとベンチで見ていて、早く試合に出たいという気持ちでしたし、準備はしていました。あの場面、一番良いピッチャーでしたし、何とか塁に出てつなげていこうという気持ちでした。打った瞬間、手応えはあったんですけど、何とか越えてくれと思って走っていました!これまでチームに迷惑を掛けていましたので、応援してくれている方や、声を掛けていただいた方のためにも打てて良かったです!オールスターまでの9連戦、何とか良い試合をして取り返していきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします!」
◇ 小松 聖 投手

<先発5回、被安打5、失点3。>
「5回は何としても同点のところで止めなければいけないという気持ちでした。ただ、やはり序盤にいい形で点を取ってもらっていただけに歯がゆいです・・・。」
◇ 李 大浩 選手
<1回2死2塁からレフトへ先制となる14号2ランHRを放つ!>
「高めにきたチェンジアップをしっかり捉えることができました。前回、小松さんを援護することができなかったですし、先制することができてよかったです!」
◇ 竹原 直隆 選手
<2回1死からレフトへ1号ソロHR放つ!>
「打ったのはスライダーです。上手く捉えることができたと思います。昨日は、あのような形で負けていますし、今日は何としても勝ちたいですからね!追加点を取ることができてよかったです!」
練習中のBsナイン


練習中のBsナイン