

《先発・寺原の制球が安定せず4点を失うと、打線もチャンスを活かせず1得点に封じられ敗戦》



2試合連続の雨天中止で3日振りとなった試合は、ほっともっとフィールド神戸でライオンズとの一戦。先発は自身2連勝中の寺原。
その寺原は初回、2つの四球でいきなり1死1,2塁のピンチを背負うと、4番・中村に適時打を打たれ、0対1といきなり先制されてしまう。
しかしその裏、先頭のスケールズが死球で出塁すると、犠打で1死2塁とする。ここでバルディリスが適時打を放ち、すぐさま1対1の同点に追いつく!
援護をもらい調子を取り戻したい寺原だったが3回、二塁打と野選で無死1,3塁のピンチを背負うと3番・中島を併殺打に仕留めるが、この間に3塁走者の生還を許し1対2と勝ち越しを許してしまう。
続く4回にも1点を失った寺原は5回にも中島の適時打で1点を加えられ1対4となり、試合の流れはライオンズに傾いてしまう。
試合の流れを引き寄せたいBs打線だが、相手先発・ゴンザレスの前に2回から4回まで毎回先頭打者が出塁するも後続が続かず得点を奪えない。
6回には2番手・十亀を攻めて、無死1,2塁の好機を作るも得点には至らずい。さらに7回にも2死満塁の好機で好調の5番・T-岡田を迎える! 一発が出れば一気に逆転の場面だったが、3番手ウィリアムスの速球の前に空振り三振に倒れてしまう・・・
9回には1死1,2塁の場面で昨日一軍登録をされた木佐貫が今季初の中継ぎ登板。木佐貫は監督の期待に応え3番・中島を遊飛、4番・中村を空振り三振に仕留め、見事無失点で切り抜ける!
その裏、なんとか反撃したい打線だったが相手守護神・涌井の前に三者凡退に倒れ試合終了。何度も得点圏に走者を置くもあと一本が出ず敗れてしまった。
明日は6/25のライオンズ戦で好投を見せた小松が先発。チーム浮上のために勝利を呼び込む好投を期待したい!
◇ 寺原 隼人 投手

<先発7回、被安打10、失点4。>
「ヒットもたくさん打たれましたし、序盤から中盤にかけて1点ずつ取られてしまい、相手に流を持っていかれるようなピッチングになってしまいました。それと、やはり初回ですね。フォアボールを2つ与えての失点。立ち上がりでリズムを作れなかったことを1番反省しなければいけないと思います。」
◇ アーロム・バルディリス 選手

<1回1死2塁からライト前へ同点となるタイムリーヒットを放つ!>
「打ったのは、アウトコースのスライダー。チャンスだったし、とにかくボールを捉えることを考えていた。いいところに落ちてくれたね!」