昨夜の試合は投打がかみ合い快勝。後半戦最初のカードを連勝スタートといきたいBsは、井川を先発マウンドに送り込む!

その先発･井川の立ち上がりは制球に苦しみ先頭に四球を与えてしまうと、犠打で1死2塁とされる。しかし、緩急を巧みに使った投球で後続を退け、無失点で切り抜ける! 井川は続く2･3回とイーグルス打線を3人で抑え序盤を無失点に封じる!

一方の打線は初回、相手先発・辛島に対し1死から3つの四死球で満塁の好機を作る。しかし後が続けず、絶好の好機を逃してしまう。
3回には2死から3番･後藤がチーム初ヒットを放つがここも得点に結びつかない。走者を出しながらも得点を奪えず、0対0のこう着状態が続く。

我慢の投球が続いていた井川は4回にピンチを迎える。先頭に安打を許すと、続く打者にも四球を与え無死1,2塁とされる。しかし続く打者を補邪飛、空振り三振、二飛に打ち取りピンチを脱す!

井川の好投に応えたいBsはその裏、先頭の5番･T-岡田の二塁打、6番･バルディリスの安打で無死1，3塁の好機を作る。この絶好の場面で、昨日勝ち越しの本塁打を放った7番･竹原が犠飛を放ち1点を先制!

援護をもらった井川だったが6回、連続四球を与えると犠打で1死2，3塁と一打逆転のピンチを迎える。しかし上位打線を2つの内野ゴロに打ち取り、この回も無失点で切り抜ける!

7回を3人で打ち取った井川はこの回でマウンドを降り7回、88球を投げて被安打2、四死球5、無失点。走者を背負いながらも粘りの投球を披露。「ランナーを背負う場面も多くありましたが、キャッチャーを信じてサインどおりに投げました。野手の方にも大事なところで、良い守備に助けられましたね。」と登板を振り返った。

後を託された平野は8回をきっちり3人で抑えると、9回は守護神･岸田が同点の走者を出すも二塁手･後藤の好守にも助けられ、1対0のままゲームセット。竹原の2試合連続決勝打となった1点を守りきり、息詰まる接戦を制した!

後半戦最初のカードで連勝を収めたBs! 接戦をものにしたことで、チームに勢いがついてきた!　明日からは本拠地にファイターズを迎えての3連戦。ここ２試合で1点しか許していない投手陣がしっかりと試合をつくり連勝を伸ばしていきたい!

＜今日のヒーロー！先発7回、被安打2、無失点で今季2勝目を挙げる！＞
「今日はキャッチャーのリードに助けられました。前回の登板と同じであんまり良くなかったんですが、よくしのいだという感じですね。ランナーを背負う場面も多くありましたが、キャッチャーを信じてサインどおりに投げました。野手の方にも大事なところで、良い守備に助けられましたね。ピッチングの内容は良くなかったんですが、結果が良かっただけなので、これから良くなればいいかなと思います！京セラドームでは、阪神の時から良かったと思うので、これから勝っていきたいと思います！」