

《4番・李大浩に20号ホームランが飛び出すも、今季最多の14失点で悔しい敗戦》



昨日は息詰まる投手戦の末、引き分けに終わったBs。今夜は2試合連続無失点と調子を上げている井川がマウンドに上がる! 5位・イーグルスとの直接対決を制してゲーム差を縮めたい!
その井川だったが、苦しい立ち上がりとなってしまう。先頭打者に安打を許し犠打で2塁に進められると、4番・フェルナンデスに適時二塁打を許し、先制されてしまう。
井川は続く2回にも2つの四球で2死1、2塁のピンチで迎えた聖澤に左中間を真っ二つに破る2点適時三塁打を打たれると、4回にも犠飛で1点を失い0対4とリードを広げられてしまう。
すぐさま反撃したい打線は、3回に相手先発・美馬に対し2つの四死球で1死1,2塁とチャンスを作るも後続が封じられ無得点に終わる。
すると5回には2死からまさかの4連続適時打を浴び、0対8にされたところで井川は降板。
結局、井川は4回2/3を投げ、被安打10、失点8。「今日は話せることは何もないです・・・。」と悔しさをにじませた。
ここまで相手の失策などで走者を出すものの、6回まで無安打に抑えられていた打線は7回、先頭の李大浩が高めに浮いたスライダーを思い切り引っ張ると打球はレフトスタンドへ飛び込む20号ソロ。現在打撃部門二冠王の頼れる助っ人がここまで苦汁をなめさせられていた美馬に一矢報いてくれた。
しかし、打線の反撃もこの一発のみ。中継ぎ陣もイーグルス打線の攻撃を止めることができず、終わってみれば1対14と今季最多失点となる悔しい敗戦。
昨日の投手戦から一変し、今日は課題ばかりが残る試合となってしまった。しかし、今日がプロ初出場となった三ツ俣やルーキー・縞田、安達など多くの若手選手が出場し、積極的なプレーを見せてくれた。
明日は2試合連続1失点と安定感の出てきた寺原が先発マウンドに上がる。しっかりと気持ちを切り替えて明日こそは勝利し上位チームに喰らいついていきたい!
◇ 井川 慶 投手
<先発4回2/3、被安打10、失点8。>
「今日は話せることは何もないです・・・。」
練習中のBsナイン



練習中のBsナイン