

《2010年以来の先発となった山田投手が相手4番の勢い止められず、打線も散発3安打で完敗・・・》



前カードはホーム3連戦ながらも未勝利に終わったBs。引き続きホームで戦う今日からはホークスとの3連戦。2010年以来の1軍マウンドとなった先発・山田を強力に援護し、連勝街道への道筋を作りたい!
その山田は初回、プロ初の三振を奪うなど3者凡退に抑える完璧な立ち上がり! このまま調子を上げるかと思われたが、2回に4番・ペーニャの中越本塁打で先制を許してしまう。しかし後続を2者連続三振などに抑えると、続く3回も2死3塁のピンチを迎えたが、ここは三塁手・バルディリスに好守備が飛び出し、無失点で切り抜ける!
中盤に入ると、それまで本塁打1本のみで耐えていた山田だったが4回、ペーニャに2打席連続の17号2ランを浴び、0対3。続く5回にも四球で出した走者を進められ、1死3塁となったところで降板。後を継いだ2番手・香月も勢いを止められず、この回2失点とリードを5点に広げられる。
早い回から反撃したい打線だったが、同じく今季初先発となる陽の力で押す投球の前に苦戦を強いられてしまう。初回、先頭で出塁したスケールズを得点圏に進めるが、後続が快音を響かすことができず、凡退。3回には大引が中前にはじき返すクリーンヒットを放つも、好機につなげることができない・・・。
打線が勢いづかない中、継投陣が粘りを見せる! 6回から登板した3番手・古川は、要所を締めて2回を無失点。後を継いだ4番手・中山もテンポの良い投球で的を絞らせず。こちらも2回を投げ、3つの三振を奪い相手に好機すら作らせない!
中継ぎ陣が粘るうちに打線が反撃を見せたいところだったが、終盤に入っても陽を打ち崩すことができない。結局3回以降は2塁を踏むこともできず、9回もあっさり3人で打ち取られ、0対5で試合終了。投打において完敗を喫してしまった・・・。
プロ入り2度目の先発となった山田は4回1/3で74球を投げ、被安打4、奪三振3、与四球3、失点4。「2回以降先頭バッターを打ち取ることもできませんでしたし、全体的に変化球が高かった。先発としての仕事ができず、悔しいですし、申し訳ないです。」と今日の投球を振り返った山田。初黒星を喫するほろ苦い今季初登板となったが、テンポの良い投球で連続三振を奪うなど、光る部分を見せたのも事実だ。次回登板があれば好投を期待したい!
相手左腕を打ち崩せず、これで引き分けを挟み3連敗となったBs。CS圏内に入るためにも、これ以上の連敗は阻止していきたいところ。チーム一丸となって目の前の一戦一戦をがむしゃらに戦い、明日こそは勝利を手繰り寄せたい!
◇ 山田 修義 投手

<先発4回1/3、被安打4、失点4。>
「2回以降先頭バッターを打ち取ることもできませんでしたし、全体的に変化球が高かった。先発としての仕事ができず、悔しいですし、申し訳ないです。」