ホークス投手陣を打ち崩せず連敗で迎えた3戦目。ホームのファンの声援に応え、何としても勝利を飾りたい今日の先発は本拠地初先発のマエストリ!

そのマエストリは立ち上がり、四球と自らの失策で1死2塁と得点圏に走者を置く。ここで4番･ペーニャに適時打を打たれ0対1。昨日に続き初回に先制されてしまう。

しかし打線が直後の攻撃で制球が定まらない相手先発･武田の立ち上がりを攻め立てる! 先頭･小島が左翼線への安打で出塁。スケールズが四球を選び、1死1,2塁と好機を作る! すると、4番・李大浩が三塁線を破る適時二塁打で8/11以来の打点を記録し、すぐさま1対1の同点に追いつく! 2回にも、伊藤が二塁打を放ち1死2塁と勝ち越しの好機を作るが、後続が倒れてしまい得点には至らない。

2･3回とマエストリはテンポの良い投球でホークス打線を3者凡退に打ち取り、調子を上げたかに見えた。ところが4回に3本の安打で1死満塁のピンチを背負うと、連続適時打を打たれ、3点を奪われてしまう。「今日は、全体的にコントロールで苦しんでしまった。 あとは、やはり4回。 2アウトまで取ったんだけど、そこからの失点・・・。 あの場面を何とか踏ん張りたかった。」と語ったマエストリは、5回を投げきったところで降板。

4点を追いかける打線は6回、相手2番手･金澤からT-岡田が安打で出塁。続く6番･バルディリスが甘く入った直球を逃さず振り抜くと、打球はそのまま左翼席に飛び込む9号2ランとなり、3対5と2点差に迫る! さらに7回、2死3塁から李大浩が再び適時打を放ち、4対5と終盤で1点差まで追い上げる!

試合はそのまま迎えた9回、1点ビハインドながら岸田がマウンドへ! しかし岸田はホークス打線の猛攻にあい、適時打と2ランを打たれ3点を失ってしまう。代わって登板した古川も流れを止められず、この回計5点を奪われ4対10とされてしまう･･･。

それでも直後、打線は粘りを見せる! 相手5番手･藤岡から途中出場の中村が二塁打を放つと、スケールズが安打で繋ぎ2死1,3塁の好機を作る! すると李大浩が今日3本目の適時打を放ちまずは1点を返す! 続くT-岡田も2点適時二塁打を放つと、後藤にも適時打が飛び出し8対10と2点差! 2死1,2塁、一発が出ればサヨナラの場面で迎えるのは代打･高橋信。カウント1-1から高めのチェンジアップを捉えた打球は大きな当たりとなるが、あとひと伸び足りずフェンス手前で捕球されてしまい試合終了。6点差を諦めず最終回に猛攻を見せたがあと一歩及ばなかった。

これで引き分けを挟んで5連敗となってしまったBs。悔しい敗戦となったが、ルーキー･小島は今季2度目の先発出場で2安打を放ち、プロ初盗塁を決めるなど、監督の期待に応える活躍を見せた! さらに、李大浩は3本の適時打を打ち、復調をアピールしている! 明後日からは北海道に乗り込んでファイターズとの3連戦。連敗を脱出するべく、チーム一丸となって勝利をつかみとりたい!

＜先発5回、被安打9、失点4。＞
「今日は、全体的にコントロールで苦しんでしまった。あとは、やはり4回。2アウトまで取ったんだけど、そこからの失点･･･。あの場面を何とか踏ん張りたかった。」

＜1回1死1･2塁からレフト線へ同点となるタイムリー2BHを放つ！＞
「打ったのはカーブ。先制された後のチャンスでしたからね。とにかくランナーを還すことだけ！抜けてくれてよかったです！」