

《久々の3番に入った後藤が3打点も、猛攻を食い止められず悔しい敗戦》



連敗の流れを何としても止めるべく、敵地・北海道に乗り込んだBs。旭川で2試合、札幌で1試合という変則カードとなるが、調子の上がってきた打線を軸に、浮上のきっかけをつかみたいところだ!
打線は初回、今日1軍登録後即スタメンとなった1番・赤田が相手先発・武田勝から四球を選んで出塁すると、2番・川端の犠打で1死2塁のチャンスを演出。ここで8月15日以来の3番に入った後藤が外角のスライダーに食らいつき、打球は中堅手の前で弾む中前適時打に。「とにかく先制したかった」と語るキャプテンの3試合連続打点で1対0。まずは先制に成功する!
自身7月31日以来の勝利を目指してマウンドに上がった先発・木佐貫。初回は制球に苦しみ、安打と2つの四球から満塁のピンチを迎えるも陽を遊ゴロに仕留め、まずは無失点で切り抜ける。
その後も得点圏に走者を背負う苦しい投球が続く木佐貫は、2回裏を無失点で切り抜けるも3回裏につかまってしまう。糸井、中田の連打などから2死2,3塁のピンチを迎えると、陽に投じた初球が暴投になってしまい同点に。その後陽に左中間への適時二塁打を浴び、1対2と勝ち越しを許してしまう。
4回裏を無失点で切り抜け、立ち直りを見せかけた木佐貫だったが、5回裏に相手の猛攻にあう。先頭の糸井に内野安打を打たれると、その後稲葉に適時二塁打を浴び1点を失う。さらに四球でためた走者を鶴岡、金子誠にかえされ、1対7。木佐貫の後を受けた2番手・古川もこの流れを断ち切ることができず、糸井、稲葉の適時打などでこの回一挙11点を奪われてしまう。
何とか意地を見せたい打線は7回表、8番・横山、9番・大引の連打、さらに川端の安打などで2死満塁の場面を演出。ここで打席には初回に適時打を放っている後藤。今度は直球を逆らわずにはじき返し、2者を生還させる左前適時打で2点をもぎ取り、3対13とする!
さらに相手に襲い掛かり得点を奪いたいところだったが、後続が倒れ得点を奪うことができない。9回表も2つの四球から得点圏に走者を進めるも、あと一本を出すことができず試合終了。連敗を脱することはできなかった。
1イニングに一挙11点を奪われるという悔しすぎる敗戦となったが、久しぶりにクリーンアップへ戻った後藤が今日全打点を挙げるなど、チームを勢いづける要素を垣間見ることができた。連敗を脱し、何としても巻き返しを図るためにも、明日はこの借りを返す勝利をつかみたい!!
◇ 木佐貫 洋 投手
<先発4回1/3、被安打10、失点8。>
「大量失点という形になってしまい、チームにも、次に投げた古川にも申し訳ないです・・・。」
◇ 後藤 光尊 選手

<1回1死2塁からセンター前へ先制となるタイムリーヒット放つ!>
「打ったのはスライダーです。とにかく先制したかったですし、タイムリーになってくれてよかったです!」
練習中のBsナイン


練習中のBsナイン