

《李大浩が久々のアーチを描くも及ばず、7連敗・・・》



昨日は接戦を落とし、6連敗となってしまったBs。今日こそは勝利し、上位進出へ意地を見せたいところ! チームに1週間ぶりの白星をもたらすべく、先発の小松がマウンドに上がる!!
その小松は立ち上がり、簡単に2死とするも、糸井に甘く入った直球を右翼席に運ばれ、6号ソロで1点を先制される。2回裏には、1死からホフパワーに右中間席最前列に飛び込む14号ソロを浴び、0対2と点差を広げられる。
3回裏は2死から四球と安打で満塁のピンチを背負ってしまうが、ここは小谷野を一邪飛に打ち取って追加点は許さない!
1回から3回まで相手先発・武田勝に完璧に封じられていた打線は4回表、先頭の1番・川端が3塁線を鋭く破る二塁打で出塁! 1死からは後藤が6試合連続安打となる中前適時打を放ち、1対2と反撃の姿勢を見せる!
4回裏は2安打を打たれるも無失点に抑えた小松だが、5回裏に安打と四球で無死1,2塁のピンチ。中田を三振に切って取るも、稲葉に中前適時打を放たれて1対3。続く小谷野には左中間への2点適時二塁打を浴び、1対5と突き放されてしまう。「5回粘りきれなかったところですね・・・」と言葉少なに語った小松に代わり、ここで岡田監督は2番手・吉野にスイッチ。吉野は2死満塁のピンチを招くが、代わった3番手・比嘉が陽を空振り三振に仕留めて窮地を脱する!
5回、6回も武田勝に完璧に抑え込まれた打線は7回表、主砲が意地を見せる! カウント2-1から外角高めのシュートを流し打ちすると、打球はライトポールを直撃!! 李大浩に8月26日以来の一発が飛び出し、2対5とする!
6回裏から登板の4番手・山田は、7回裏も続投。相手の下位打線を3者凡退に切って取り、チームを鼓舞する!
追いつきたい打線は8回表、1死から代打・縞田が左前安打を放つ! ルーキーの一打で流れに乗りたいところだったが、後続が倒れて得点を挙げることができない。
3点差で最後の攻撃を迎えたいところだったが8回裏、3イニング目となった山田が安打などで2死2塁のピンチを背負う。ここで糸井に適時三塁打を浴び、追加点を奪われてしまう。
意地を見せたい打線だったが、9回表も3者凡退に打ち取られ、ゲームセット。武田勝を打ち崩すことができず完投勝利を許し、連敗を今季最多の7としてしまった。
依然として厳しい状況が続くが、このまま終わるわけにはいかない! 明日先発の前田を打線がしっかりと援護し、投打をかみ合わせて全力で連敗ストップを期待したい!!
◇ 小松 聖 投手

<先発4回1/3、被安打9、失点5。>
「5回粘りきれなかったところですね・・・。」
練習中のBsナイン


練習中のBsナイン