今日は本拠地･京セラドーム大阪で、イーグルスとの今季最終戦に臨むBs。前回の対戦では3連敗を喫してしまっているだけに、今日こそは勝利したいところ!

先発の西は初回から制球に苦しみ、安打と四球で1死1,2塁のピンチを迎える。しかし、相手の4番･5番を相手に根気よく投げ込みなんとか無失点に抑える。
中々調子の上がらない西は2回にも無死1，3塁のピンチを作ってしまう。相手のスクイズこそ投飛で切り抜けたが、その後2者連続適時打を許し、0対2とリードを奪われる。

しかし5回に打線が相手先発・菊池を捉える! 1死から8番･伊藤が外角の直球を逆らわずに捉え、右中間を真っ二つに破る二塁打を放ち、反撃ののろしを上げると、9/26に1軍登録されて以降スタメン出場を続ける1番･深江に右翼線を破る適時3塁打が飛び出し1対2!
押せ押せムードのBs打線は続く大引が高めに浮いた直球を、これまた右翼線にはじき返す適時打で3塁走者が生還し2対2の同点に追いつく! 貴重な一打について大引は「何とか喰らいついていこうと思っていました。前のみんながつないでまわってきたところだったので、タイムリーを打つことができてよかったです！ 」と自身にとって7/29以来の打点に喜びをにじませた。

「4回頃から野手のみなさんのお陰で自分らしくゴロを打たせて取る粘りのピッチングができたと思います。」と振り返った西は徐々に本来の調子を取り戻し、3回以降は持ち前のテンポの良い投球でイーグルス打線をわずか2安打に抑える! 特に、100球を越えて以降は、コーナーに変化球を散らし気迫のこもった投球で凡打の山を築いて見せた!

なんとか勝ち越したい打線は8回、同点打を打った大引のバットから再び得点が生まれる! 疲れの見えてきた相手先発･菊池の114球目、真ん中に入って来たスライダーを逃さず振り切り、良い角度で上げた打球は左翼席に飛び込む5号ソロ! 「ホームランは正直、狙っていました！それまでスライダーにやられていましたし、西に勝ちをつけて挙げたかったですからね。」と8月末から約1ヶ月間、一軍を離れていた大引の値千金の一発で3対2と勝ち越しに成功した!

最終回は平野をマウンドに送り込むと、力強い直球を駆使しベンチの期待通り3人でぴしゃりと締め試合終了!
先発・西は序盤こそ制球に苦しみ2点を失ったものの、3回以降は相手打線を寄せ付けず7/17以来の7勝目を挙げた!

ヒーローインタビューで大引は「残念ながら順位は決まってしまいましたが、これだけのお客さんが来てくれていますので、最後まで全力で戦いたいと思います！」と力強く語ってくれた! この勢いのまま明後日のマリーンズ今季最終戦でも勝利し、1つでも多くの勝利をファンに届けたい!!

＜今日のヒーロー！勝ち越しHRを含む2安打2打点の活躍！！＞
「やっと戻って来ました！みんなが作ってくれたチャンスでしたし、とにかく何とか喰らいついていきました。僕自身、最後に戻ってきたかったので本当によかったです！ホームランは正直、狙っていました！それまでスライダーにやられていましたし、西に勝ちをつけて挙げたかったですからね。残念ながら順位は決まってしまいましたが、これだけのお客さんが来てくれていますので、最後まで全力で戦いたいと思います！」

＜今日のヒーロー！先発8回2失点で7勝目を挙げる！＞
「正直、ヒーローインタビューを受けるようなピッチングではなかったんですが、4回頃から野手のみなさんのお陰で自分らしくゴロを打たせて取る粘りのピッチングができたと思います。光さんにも迷惑をかけたんですけど、よかったです。最後にもう一度投げる機会があったら、こんなピッチングじゃなく、本当に良いピッチングをして終わりたいですね！」

＜5回2死3塁からライトへ同点となるタイムリー2BHを放つ！＞
「打ったのは、まっすぐです。前の打席があまりにも不甲斐なかったので、何とか喰らいついていこうと思っていました。前のみんながつないでまわってきたところだったので、タイムリーを打つことができてよかったです！」