

京セラドーム大阪にてオープン戦第11戦目!!



本拠地京セラドーム大阪にてオープン戦第11戦目のマウンドに満を持してエース金子千尋投手が初先発。
金子は初回、味方の失策でランナーを背負い、E3番後藤に先制適時2BHを打たれ先制を許すものの、2回までのアウトは2つの三振以外すべて内野ゴロに打ち取る。金子は先発2回を被安打3、奪三振2、無四球、失点1ながらも自責点は0という内容で、順調な調整ぶりをアピールした。2番手でマウンドへ上がったのは、今シーズン即戦力の期待が高いルーキー東明。東明は持ち味のテンポのいい投球でE打線を3イニング1安打無失点に抑える好リリーフ!3番手に登板した東野が2ランHRを浴び、2点を失うが、3イニングを2本の安打と、3つの三振を奪うなどの力投を見せる。9回には昨日からの連投となる佐藤達也がマウンドへ上がる。佐藤は安定感抜群の投球でE打線を三者凡退に封じる。
一方、Bs打線は5回、2つの四死球と山崎勝己の安打で2死満塁のチャンスを作るものの、後続が倒れ無得点。7回にも川端の安打と安達が死球を選びチャンスメイクするが、後が続かず得点できない。9回はE5番手のファルケンボーグから三者凡退に抑えられゲームセット。
試合に敗れはしたものの、エース金子の今季実戦初登板は先発2回を自責点0とまずまずの内容。ルーキー東明は3イニングを被安打1、無失点と安定感抜群の投球を披露するなど、開幕1軍へ猛アピールした。打撃陣では、ヘルマンが2BHを放ち、3盗を決めるなど持ち味を発揮した。
◇ 森脇 浩司 監督


「金子はよく投げてくれた。さすがにストレートの走りや変化球のキレなどは見るべきものがあるよね。開幕までにさらに磨きをかけてほしい。東明もいいし、もっと上にいける可能性があるね。攻撃面は昨日と違って寂しかった。なかなか打てない。打つ方も守る方も“点”ではダメ。繋がって“線”にならないと結果は出ない。こういう結果には必ず理由があるから対処していくしかない。残りのオープン戦で修正していきます。」
◇ 金子 千尋 投手

<今季初実戦先発2回、被安打3、奪三振2、無四球、失点1、自責点0と、順調な調整を見せる!>
「2回を投げ切ることができてよかったと思います。コントロールを確認して投げたんですが、あまりよくはなかったですね。納得いくボールもありましたので、次の登板で修正して投げるようにしたいです。これからも体調を整えて、開幕までしっかりと調整していきます!」
◇ エステバン・ヘルマン 選手


<初回2BHを放つと、すぐさま3盗を成功させる!>
「自分の役割は塁に出て、なんとかしてホームに還ってくることなので、それだけを考えてプレーしています。持ち味を出すことができてよかったです。」