

オープン戦第10戦!



Bs先発の東明は序盤2回までに2点を失うものの、3回以降は尻上がりに調子を上げ、持ち前の粘り強い投球で要所を締め、スコアボードに0を刻み続ける。東明は先発6回を被安打6、失点2という上々の内容で前回の登板からしっかりと修正し、きっちりと試合を作る。
一方Bs打線は6回、C投手陣へ猛攻を仕掛ける。先頭の好調代打へルマン、同じく好調の2番安達の連続ヒットと4番ブランコのフォアボールで満塁のチャンスを作ると、5番中島が押し出しのフォアボールを選びまず1点。続く6番T-岡田の犠牲フライで同点に追いつくと、これで勢いに乗ったBs打線は7番坂口が鮮やかにレフト線へタイムリー2BH、8番駿太が一塁線へ2点タイムリー2BH、9番伊藤が三塁線へタイムリー2BH、この回2度目の打席のヘルマンが2本目のヒットを放ち、これもタイムリーとなり6人連続の打点。この回だけで7点を奪い試合の主導権を握る。
試合のほうは、7回からはBs中継ぎ陣が登場。2番手髙木が1イニングを無失点。3番手海田が1点を失うものの、4番手マエストリが9回をきっちりと締めゲームセット。
この試合、打者陣ではヘルマンが3安打、安達、坂口が2安打を記録するなど躍動し、打線として6回には打者11人を送り出し、7本の長短打を集め7点を奪いビッグイニングを作るなど、その破壊力を見せつけた。投手陣のほうは、先発の東明が6回を2失点にまとめ、開幕ローテーション入りへ猛アピールするなど、収穫の多い一戦となった。
◇ 森脇 浩司 監督
「東明は序盤少し大事にいきすぎたかな。自分のいいところをしっかり考えて投げていってほしい。やってもらわないといけないピッチャーだからね。坂口はバッティングの内容が非常によかった。続けていってほしいね。今日の試合は安達のエンドランが決まったことと、ブランコがフォアボールを選んだことが決め手になったんじゃないかな。いいピッチャーのときはもっと早く、初回からエンジンをかけていかないといけないね。」
◇ 東明 大貴 投手

<先発6回を被安打6、失点2!開幕ローテーション入りへ向け猛アピール!!>
「前回の登板で悪かったことはしっかり反省して、切り替えて今日に向けての準備をしてきました。立ち上がりの失点は防がなければならない失点だと思いますが、なんとか1点ずつで切り抜けられました。とにかく“落ち着いて投げること”“腕を振ること”を考えて、自分がやれることをやるしかないと思いますし、もう一度次の登板へ向けてしっかりと準備をしていきます。」