

≪オープン戦第15戦≫



Bs先発ディクソンは、初回に先制を許すと、2回、3回にも追加点を奪われ4失点。それでも4回、5回は無失点に切り抜けるなど、ゲームの中での修正能力を見せた。
一方Bs打線は、3回に1番吉田正がインコースのストレートを完璧に捉えると、ボールは重力を忘れたかのようにスタンドへ一直線。ルーキーの豪快な一発で勢いに乗った打線は、この回もう1点を加える。
Bs投手陣はディクソン降板後、大山、赤間、佐藤達の継投でスコアボードに0を並べる。特にルーキーの赤間はイニング跨ぎの登板となったが、T打線を完璧に抑え、猛アピール!
試合の方は、4回以降チャンスであと一本が出ず、2-4で敗れたが、T-岡田が2本の2BHを放つなど、主軸がしっかりと結果を残した。各選手共に開幕に向け状態が上がってきた。
◇ 福良 淳一 監督


「吉田正は“間”の取り方がいいね。2月の自主トレのときから彼のスイングを見ているので、ホームランに関して特に驚きはなかったよ。
ディクソンは、3回までバランスがよくなかったけど、4回からはよかった。試合の中で修正できていたね。」
◇ ブランドン・ディクソン 投手

<先発5回4失点の内容>
「3回まで投げ急いでしまって、自分自身をコントロールできていなかった。ただ、4回からは元の自分に戻せたと思う。悪かった原因もわかったし、開幕までにしっかり修正していくよ。」
◇ 吉田 正尚 選手

<オープン戦第1号となる特大ソロHRを放つ!>
「インコースのストレートにうまく反応できました。ボールにしっかりと力を伝えることが出来ましたし、理想的なスイングだったと思います。今日は反省しなければいけないこともありましたので、明日は反省を生かし、また違った姿を見せたいと思います。オープン戦最後の試合、しっかりとアピールしていきます。」
<2回、オープン戦第1号となるソロHRを放つ!>
「打ったのはインコースのストレートです。1-0からのストレートと同じようなコースでした。追い込まれていましたが、当てにいかず、とにかく思いきりいこうと思っていました。自分のポイントで捉える事ができましたし、いい結果になってよかったです。」