

4番ロメロが逆転HR!交流戦を勝ち越しで終える!



交流戦最終戦、先発マウンドにはエース金子千尋が登る。その金子千尋は1回、2回を三者凡退で終えるなど順調なスタートを切るが、迎えた4回、1死から3連打を浴び1点を奪われ先制を許してしまう。
一方打線もDB先発・飯塚の前に5回まで2安打と打ちあぐね金子千尋を援護することができない。なんとか踏ん張りたい金子千尋だったが6回にDB宮崎に勝ち越しのタイムリーを浴びるとその後は味方守備にミスが生まれ4点差に広げられたところで無念の降板となってしまう。
重苦しい雰囲気が流れる中、7回ついに打線が反撃に出る。ロメロ、モレルのヒットで1死1、2塁のチャンスを作り打席には代打・小谷野。5球目を捉えた打球が左翼ポールに直撃!ベテランの一振りで一気に1点差まで詰め寄る!
勢いにのる打線は直後の8回、4番ロメロに逆転となる第11号2ランHRが飛び出すなどこの回一挙4点を奪い、ついに試合をひっくり返す!
7回から登板していた黒木が回跨ぎとなった8回にピンチを招くものの、代わった守護神・平野が空振り三振に切って取り、9回も0点に抑えゲームセット!交流戦を10勝8敗と勝ち越し、リーグ戦再開となる23日・神戸での試合へと闘いを移す!
◇ 福良 淳一 監督
「小谷野の3ランもそうだし、ロメロの内野安打、逆転2ランもそう。選手全員があきらめないで戦ってくれた結果。金子もよく投げてくれた。後を継いだ黒木も平野も本当によくがんばってくれた。」
◇ ステフェン・ロメロ 選手
<今日のヒーロー!8回、逆転となる11号2ランHRを放ち試合を決める!!>
「小谷野が3ランを打って、いい流れで回ってきた打席だったし、1点負けていた場面だったので、結果的に逆転2ランになってくれてうれしいよ!まだまだシーズンは続くけど、交流戦の最終戦、とにかく勝てて本当によかった。これからも“オウエン オネガイシマス!”」
<8回1死1塁レフトスタンドへ飛び込む11号逆転2ランHRを放つ!>
「打ったのはストレート。少し詰まったけど、風もフォローだったし、打った瞬間行ってくれると思ったよ。とにかく逆転できてよかった!」
◇ 金子 千尋 投手

<先発5回2/3、被安打7、失点4>
「チームが連敗中でしたし、なんとか先に点を取られたくなかったんですが。先制されて、リズムを悪くしてしまいました。」
◇ 小谷野 栄一 選手

<7回1死1、2塁からレフトポール直撃の代打3号3ランHRを放つ!>
「チャンスの場面でしたし、いい形で後ろにつなぐことだけを考えていたんですが、甘く入ってきたスライダーにうまく反応することができました。なんとか切れずに残ってくれました!」