オープン戦最終戦の先発は今季二桁勝利への期待が大きい山岡。山岡は立ち上がり、先頭バッターにデッドボールを与えるものの、次のバッターを落ち着いてダブルプレーに仕留め、3人で抑える上々の立ち上がりを見せる。2回以降も140キロ台中盤のストレートとキレ味抜群の変化球のコンビネーションで相手打線を翻弄。山岡は先発6回を1安打、5奪三振、無失点。圧巻の投球を披露した。7回は今季支配下登録された榊原が登板。榊原は2つの三振を奪うなど、1イニングを三者凡退に抑える好投を見せ、開幕一軍へ猛アピールした。

一方、Bs打線は6回、先頭の吉田正が初球のストレートをとらえた打球は弾丸ライナーでそのままバックスクリーンに飛び込むオープン戦3号ソロHRを放ち先制。7回には宗がこの日2本目となるヒットで出塁するも、得点には結びつかない。

試合の方は8回に追いつかれ、1‐1の引き分けに終わるが、この試合、先発の山岡は6回を1安打、無失点とほぼ完璧な内容を披露。増井も9回の1イニングをきっちりと三者凡退に抑える好投。吉田正は2試合連続となるHRを放ち、宗も2安打を放ち、好調をキープ。収穫の多いゲームでオープン戦最終戦を締めくくった。

そして2018年シーズン、いざ開幕へ！

「山岡は全てがよかった。完璧ですね。榊原はもう少し緊張してバタバタすると思ったけど、落ち着いて投げられていたね。一軍で十分通用するボールだった。正尚は一発で仕留めた。開幕へ向けてしっかりと合わせてきた感じだね。
オープン戦、いい競争ができたことが収穫。盗塁も各自が勇気を持って走ってくれた。シーズンに入ってもレベルの高い競争をしてほしい。」

＜先発6回を1安打、5奪三振、無失点の好投！抜群の仕上がりでシーズン開幕を迎える！＞
「今日はゴロアウトを多く取れましたし、ストレートで差し込むことができたと思います。攻撃にいい形で繋げるという意味でも球数が少なかったのはよかったですね。オープン戦最後の試合、いい感じで終わることができました。チームがいいスタートを切れるようにがんばります！」