

先発金子千尋が6回3失点と試合を作るも、打線が4安打と苦しみ黒星



「KANSAI CLASSIC 2018」最終戦、先発の金子千尋は初回を3者凡退に抑えると、続く2回には先頭打者に四球を与えるものの、そこから3者連続三振を奪うなど、序盤3回が終わって早くも6奪三振!
打線は初回に吉田正がライトヒットで出塁するが、ロメロが併殺打に倒れるなど3人で終わると、その後はL先発十亀の前になかなか走者を出せない。
すると4回、金子千尋は2死からL山川に先制弾を浴びてしまう。続く5回こそ3者凡退に封じるも、6回には1死満塁のピンチでL山川に2点適時打を献上。さらに再び満塁のピンチを招くが、なんとか無失点で切り抜け、6回3失点と試合を作ってマウンドを降りる。
継投に入った投手陣は今日1軍へ戻ってきた近藤が7回から登板も2失点。8回は3番手小林が被弾するなど救援陣が失点を重ねる。
一方、L十亀に苦しむ打線は7回裏に中島がチーム2本目の安打を放ち、続くマレーロが四球を選んで今日初めとなるチャンスを作るも無得点。8回にはL2番手伊藤から2死1.3塁のチャンスを作るなど、得点圏に走者を進めながらも最後まであと1本が繋がらず・・・。
「KANSAI CLASSIC 2018」を白星で終えることはできなかったが、ここまで4勝2敗と9連戦は勝ち越し中!明日からは敵地福岡へ乗り込み、最後のカードとなるホークスとの3連戦!初戦は折しも前回同様西vs東浜!明日も東浜を攻略し、まずは9連戦の勝ち越しを決めよう!
◇ 福良 淳一 監督

「金子はまっすぐも強かったし、全体的にもよかった。今日のピッチングで何かつかんでほしい。打線がチャンスらしいチャンスを作れなかった。なんとか工夫して攻めなければいけなかった。」
◇ 金子 千尋 投手

<先発6回、被安打4、失点3>
「調子自体は悪くなかったんですが、ボール先行のカウントが多く、抑えている中でも苦しくなってしまいました。ランナーをためないように注意して投げたんですが、フォアボールが絡んで失点してしまいました。」