

2019年オープン戦初戦!



京セラドーム大阪で行われた、2019年最初のオープン戦は二桁勝利が期待されるアルバースが先発。アルバースは2回まではランナーを出すものの、コーナーを突くピッチングで要所をきっちりと締める粘りのピッチング。3回以降は尻上がりに調子を上げ、2イニングを3者凡退に抑える好投を見せる。アルバースは先発4回を2安打無失点に抑える好投。開幕へ向けて順調な調整ぶりを披露した。
5回からは先発ローテーションとして大車輪の活躍が期待される山本が登板する。山本も150キロを超えるストレートと変幻自在の変化球で相手打線に付け入る隙を与えない圧巻のピッチングで、2イニングを1安打、3奪三振、無失点に抑える好投見せる。
一方、バファローズ打線は6回、キャプテン福田の2BHでチャンスを作ると、3番メネセスのタイムリー2BHで1点を先制。続く7回にも福田のタイムリー2BHと西浦の犠牲フライで2点を追加。8回にはドラフト2位ルーキー頓宮の2ランHRが飛び出し、点差を広げる。
試合の方は8回に榊原が1点を奪われるものの、9回は満を持して守護神増井が登場。増井は1イニングをきっちりと三者凡退に抑え、5‐1で勝利。この試合、先発ローテーション候補のアルバース、山本は貫禄のピッチングで無失点に抑えると、守護神増井も1イニングを三者凡退に抑える好投を披露。打つ方では、福田、メネセス、マレーロが2安打ずつを放ち、好調をアピールすると、ルーキー頓宮はオープン戦チーム1号となる2ランHRを放つなど、開幕一軍入りへ猛アピール。
2019年のオープン戦初戦は、投打が噛み合い最高の勝ち方でスタートした!
◇西村徳文監督


「アルバースは、連打を浴びた後でも冷静に後続を抑えていたし、順調だね。山本は、いいものを見せてくれている。しっかりと投げることができているしね。増井は初めての登板にしてはよかったんじゃないかな。しっかりとプランを立てて開幕に合わせられていると思う。メネセスとマレーロが2本ずつだね。お互いが刺激しあって、いい方向に向かっていると思う。頓宮は3打席結果が出なかったけど、最後の打席でしっかりと結果を残せた。切り替えができているということ。守りも上達して無難にこなせているんじゃないかな。」
◇アンドリュー・アルバース投手

<先発4回を2安打、1奪三振、無失点の好投!開幕へ向け、順調な調整ぶりを見せる!!>
「オープン戦期間中は、1試合1試合、状態を上げていくことを考えて調整しているから、今日も全球種を投げて、その感覚を確かめてみたよ。前回より、腕の振りがよくなかったところもあったし、次に向けて調整していくよ。ケガなく1年間戦うことができれば、いいシーズンにできると信じて、しっかりとがんばるよ!」
◇山本由伸投手

<2イニングを1安打、3奪三振、無失点の好投!安定感抜群のピッチングを披露!!>
「球数を少なくして、テンポよく投げることを意識していました。フォームも力むことなく、いい感じの力感で投げられたと思います。これから、ストレートの質もそうですが、細かい部分を調整して、いい形でシーズンに臨んでいけるようにがんばります!」
◇ジョーイ・メネセス選手

<6回1死2塁から左中間へ先制タイムリー2BHを放つ!>
「打ったのはカットボール。初めての京セラドームでの試合で、ヒットもタイムリーも出てくれた。いい内容、いい結果が出てよかったよ!」