

2019年オープン戦9戦!



バファローズの先発は今季から先発転向し、二桁勝利を目指す山本。山本は伸びのある直球と多彩な変化球で相手打線を翻弄。予定の1イニングを三者凡退、無失点と完璧な内容でマウンドを降りる。
一方、バファローズ打線は初回、2死からメネセスがレフトへのヒットで出塁すると、続く吉田正がライトスタンドへ飛び込む特大の2ランHRで先制に成功!
2回からはここまでのオープン戦で好投を続けている小林。小林は、6回までの5イニングを被安打1、無四球、5奪三振、無失点と完璧な内容でカープ打線を封じ込める。
しかしここまで好投を続けていた小林は、6イニング目となった7回、ヒットとエラーで出塁を許すと、3ランHRを浴び、逆転を許してしまう。
2回以降、チャンスを作りながらもなかなか追加点を奪えなかったバファローズは、9回にもチャンスを作るものの、最後の打者が三振に倒れゲームセット。一点差を跳ね返せず、惜しくも敗れてしまう。
この試合、敗れはしたものの吉田正が先制の特大2ランHRを放ち、メネセスは3打数2安打と好調をキープ!山本は1イニングを完全投球、山崎福も2回1/3を無失点と開幕一軍へ向けてアピールするなど、今後の収穫となるゲームとなった。
◇西村徳文監督


「由伸は1イニングだけど良かったんじゃないかな。次回は長いイニングを投げてもらいます。小林は6回までは完璧だった。ホームランを打たれたところだけだったね。カウント負けしてしまったと思う。メネセスと正尚は相手にとって脅威だと思うよ。二人とも状態が良いし、安心して見ていられるね。あとは二人のあとを打ってくれる打者が出てきて欲しいね。」
◇山本由伸投手

<先発1回を無安打、無失点、三者凡退と完璧な投球!>
「1イニングだけでしたが、先発投手として立ち上がりを意識して投球しました。3つのゴロアウトを取れたことは良かったと思います。無駄なボール球もありましたし、もっとテンポ良く投球することが今後の課題です。シーズン開幕も近いのでしっかりと調整していきたいと思います。」
◇吉田正尚選手

<初回、2死1塁からライトスタンドへ飛び込む2ランHR!>
「打ったのは真っ直ぐです。しっかりと自分のスイングで積極的に打つことが出来たと思います。先制点を取ることが出来て良かったです。」
◇ジョーイ・メネセス選手

<3打数2安打、オープン戦打率,583とバファローズ打線を牽引する活躍!>
「バッティングの感じはとても良いよ。自分のタイミングで強く叩くことを意識して、それがしっかり出来ているよ。これからも日本のいろいろな投手にしっかりアジャストしていけるようにしていきたいね。」