

2019年オープン戦10戦!


バファローズは3回、1アウトから西浦がヒットで出塁すると、この日3番に入った頓宮が打った瞬間それと分かる特大のオープン戦2号2ランHRで先制に成功。7回には小田、安達のヒットなどで1死1、3塁のチャンスを作り、福田のタイムリーでリードを広げる。
一方、開幕ローテーション入りを狙う先発の東明は序盤から緩急を自在に使ったピッチングで相手打線を翻弄。初回にヒットを許すものの、後続を落ち着いてダブルプレーにとると、それからは打者9人連続でアウトを取るなど、6回まで圧巻のピッチングを披露。東明は7回に3点を奪われるが、先発7回を被安打3、失点3と、上々の仕上がりをアピールした。
試合の方は、8回を守護神増井がきっちりと0に抑え、同点のまま最終回の攻防を迎える。9回、安達、福田の連続ヒットと西浦のフォアボールで1死満塁のチャンスを演出すると、頓宮の内野ゴロと相手のエラーの間に2点を奪い、勝ち越しに成功!その裏を澤田が無失点に抑え、5-3でバファローズは勝利した。
この試合、福田、小田、安達が2安打ずつを放ち、好調をアピールすると、開幕スタメンを狙うルーキー頓宮もオープン戦2号2ランHRを放つなど3打点を記録。先発の東明は7回を3安打3失点にまとめる好投を見せるなど、収穫の多いゲームとなった。
◇ 西村徳文 監督
「東明は6回まではバッターのタイミングも外していたし、完璧だった。7回はエラーもあったけど、なんとか粘ってほしかったね。でも今日は、十分ローテーションに入ってこれるピッチングをしてくれた。頓宮は相手のエース級のピッチャーを打てたことを自信にしてほしい。最終回も粘り強く攻めた結果が、勝ち越しにつながってくれたね。」
◇ 東明大貴 投手

<先発7回を被安打3、奪三振4、失点3。順調な調整ぶりをアピール!>
「6回まではストライクゾーンの中でバッター勝負することができていたと思います。しかし7回はフォアボールが絡んでの失点ですし、防がなければいけませんでした。ここまで、いい感じで調整できていると思いますので、これからもチームの勝利に貢献するピッチングができるようにがんばります。」
頓宮裕真 選手

<3回1死1塁からレフトスタンドへ飛び込むオープン戦2号先制2ランHRを放つ!>
「打ったのはカットボールかスライダーだと思います。1塁ランナーの西浦が足も速いので、外のストレートを待っていたんですが、うまく前でひろうことができました。ヘッドも効いていましたし、うまく打てたと思います。」