

ルーキー頓宮が先制打を放つも、延長戦の末開幕戦は黒星



いよいよ迎えた2019年開幕戦!最初のカードは敵地札幌に乗り込んで迎えるファイターズとの3連戦!
打線は初回、昨年11勝のF上沢を攻めて1死満塁のチャンスを作ると、新人ながら5番サードに抜擢された頓宮が、一二塁間をしぶとく破るライト前2点タイムリーヒットを放ち、記念すべき初打席初安打&初打点で起用に応える!
自身初の開幕投手を担う先発の山岡は、勢いのあるストレートに多彩な変化球を組み合わせ、2回までに4奪三振!
3回こそ初安打から1点を返された山岡だが、打線は4回に若月のライトへの2ベースヒットに福田のバントヒットで1,3塁のチャンスを作り、西浦がレフト前にプロ入り初打点となるタイムリーヒットを放ち再び2点差に!
山岡は4回から4イニング連続で3者凡退に抑える好投を続けるが、8回に四球で久々の走者を出すと、そこから2死2,3塁のピンチを招き、F近藤に同点打を浴びてしまう。
同点のまま試合は延長戦に進み、迎えた10回、マウンドには3番手岩本が登板。F中島卓也への長打から1死3塁のピンチを招き、2者連続の申告敬遠でバファローズは満塁策を選び、F中田との勝負を選択。しかし、カウント2-2から投じたストレートを捉えられた打球は左中間スタンドへ消えていき、勝負あり・・・。
試合には敗れたが、先発の山岡が8回3失点の好投を見せ、打線では1番の福田が3安打2盗塁、ルーキー頓宮が2安打2打点、2年目の西浦は2安打1打点1盗塁、メネセスも来日初安打に2四球を選ぶ活躍!
明日は昨年までチームメイトだった金子が相手となるが、2桁安打を放った打線に金子を攻略してもらい、東明に2019年初勝利を届けてもらおう!
◇西村徳文監督

「8回までは山岡に任せていた。最後はチームの作戦として満塁策を取った。その中での結果だからね。攻撃の方は、中盤までは、足も絡ませながら点を取るという、これまでやってきた野球ができたと思う。しかし、その後なんとか1点でもというところで取り切れなかった。福田、西浦、頓宮はよくやってくれた。」
◇ 山岡 泰輔 投手
<先発8回を被安打4、失点3>
「開幕投手として、責任を持って投げようと思い、マウンドに上がりました。そういう中、初回は特に緊張もなくゲームに入ることができたと思います。中盤はテンポよく投げることができましたが、失点した場面はフォアボールが絡んでしまいましたし、なんとか防ぎたかったです。」
◇ 頓宮 裕真 選手

<1回1死満塁からライトへ先制となる2点タイムリーヒットを放つ!プロ初打席で初安打初打点を記録!>
「打ったのはフォークです。チャンスでしたし、とにかく先制点を取りたかったので、よかったです。大振りせず、コンパクトにスイングしにいったことが、タイムリーにつながってくれたと思います。(プロ初安打、初打点について)素直に、めちゃくちゃ嬉しいです!」
◇ 西浦 颯大 選手

<4回1死1、3塁からレフトへタイムリーヒットを放つ!プロ初打点を記録!>
「追い込まれていましたし、なんとかバットに当てて三振だけはしないようにと思っていました。失点したすぐのイニングだったので、追加点を取ることができてよかったです!いいところに飛んでくれました!」