

2度同点に追いつくも勝ち越せず、接戦を落とす



KANSAI CLASSIC 2019第2ラウンド最終戦。打線は初回、先頭打者小田が四球を選ぶと1死2塁のチャンスを作り、吉田正がレフトへ先制のタイムリーヒットを放つ!
先発の榊原は2回、1死1,2塁のピンチでH甲斐をファーストゴロに打ち取るも、マレーロの2塁悪送球で同点。さらに1,3塁となり、H牧原の内野ゴロ間に勝ち越しを許す。
だが直後の裏、昨日に続きセカンドでの出場となる白崎が、左中間スタンドへ打った瞬間に確信できる強烈なソロホームランを放ち、同点に追いつく!
榊原は5回に三者連続三振を奪うなどH打線を1安打に抑える好投を続けるが、6回にHグラシアルへ久々のヒットを許すと、続くHデスパイネに被弾し、6回4失点(自責2)でマウンドを降りる。
しかし打線は勝ち越された直後の裏に白崎の四球、小島のセンター前ヒットなどで1死1,3塁とし、西浦の内野ゴロ間に1点を返す!さらに1塁に残った西浦が盗塁を決めると、小田の一二塁間への打球はH高田に好捕されるも内野安打に!するとこの間に果敢な走塁で西浦が2塁から一気に本塁を陥れ、再び同点に持ち込む!
リリーフ陣の勝負となった試合は7回を近藤が三者連続三振で三者凡退!だが8回から登板した澤田は、2死からHグラシアルへヒットと盗塁を許してピンチを招き、Hデスパイネに勝ち越し打を浴びてしまう。
もう1度同点に、そしてサヨナラ勝ちをおさめたいバファローズは9回、1死から後藤がセカンドへの内野安打で出塁!そして代走・佐野が盗塁決めるなど、2死2塁とする!だが最後は白崎がレフトへヒット性の打球を飛ばすも相手の好捕に阻まれ・・・。
4時間に迫る接戦となったKANSAI CLASSIC 2019第2ラウンド最終戦は、1点及ばず悔しい黒星。試合には敗れたが、確実に状態を上げつつある打線に1日でも早く覚醒してもらい、明日からのファイターズとの3連戦で連敗を止めるぞ!
◇西村 徳文 監督
「今日は点の取られ方が良くなかった。2回はエラーと状況判断ミスですからね。6回も2ストライクと追い込んでいただけに、もっと考えて投球していかないと。自分達のミスで失点している訳ですから、チームとしてしっかりとやっていかないといけない。
攻撃面では西浦、佐野と足を使った攻撃ができたのは良かった。野手は最後まで粘りを見せてくれたけど、あと1本というところですね。」
◇榊原 翼 投手

<先発6回を投げ、被安打3、失点4>
「全体的には悪くなかったと思いますが、6回は5回の勢いのまま単調な投球になってしまいました。2ストライクと追い込んでいましたし、もっと冷静に投げなければいけなかったです。」
◇吉田 正尚 選手

<1回1死2塁から、レフトへ先制タイムリーヒットを放つ!>
「追い込まれていたんですが、チャンスでしたし、なんとかしたかったです。なんとかタイムリーになってくれて良かったです。」
◇白崎 浩之 選手

<2回無死から、レフトスタンドへ飛び込む今季第1号同点ソロHRを放つ!>
「打ったのは真っ直ぐです。当たりは完璧でした。同点に追いつくことが出来て良かったです。」
◇小田 裕也選手

<6回2死2塁から、セカンドへ同点となるタイムリー内野安打を放つ!>
「2打席目に見逃し三振をしていたので、なんとかしたいと思っていました。西浦がよく走ってくれました。」